池田浩二選手のレース特徴や獲得賞金額を調査

【ボートレース/競艇選手】池田浩二の優勝歴は?レースの特徴やあの怪我の真相、師匠などを徹底調査!

池田浩二選手を調査!

ブルーインパルスの異名を持ち、スタートの速さとウィリーモンキーを武器に着実に勝利を重ねている池田浩二選手。

そんな池田選手がこれまでどんなレースを勝ち上がってきたのか?そして、今後どこを目指していっているのか?詳しく見ていきましょう。

 

池田浩二選手のプロフィール

池田浩二選手のプロフィール

出典:https://www.boatrace.jp/

  • 名前:池田浩二
  • 生年月日:1978年4月3日
  • 出身地:愛知県
  • 階級:A1級
  • 支部:愛知支部
  • 登録期:81期
  • 登録番号:3941
  • 身長:170cm
  • 体重:54kg

池田選手は、競艇好きの叔父さんに競艇場に連れて行ってもらったことがきっかけで競艇選手を目指すようになりました。

愛知県立知多翔洋高等学校(スキマスイッチの大橋卓弥と同級生)を中退し本格的に競艇選手への道に進んだ池田選手。

競艇学校時代は、第81期選手卒業記念競争で見事に優勝し、第46代の本栖チャンピオンとなりました。

池田選手のデビューは、1997年11月19日の常滑競艇場。

デビュー戦は6着という結果に終わりましたが、翌日のレースで初勝利を挙げました。

その後、1999年4月の常滑競艇場で初優勝、2002年に蒲郡周年記念競争でG1初優勝と実績を積んでいつた池田選手。

2003年丸亀競艇場で開催された「グランドチャンピオン決定競争(グラチャン)」で、見事SG初優勝を飾りました。

ちなみに、池田選手と同期の選手には、佐々木康幸選手(静岡支部)、池田浩美選手(静岡支部)、寺田祥選手(山口支部)などがいます。

 

レース優勝歴

数多くのレースで優勝を飾ってきた池田選手。

どんなレースで何回ぐらい優勝しているのかを見ていきましょう。

 

SG

池田選手は、SG戦では9回の優勝を飾っています。

  • 2005年12月23日 SG第20回賞金王決定戦競走 – シリーズ戦(住之江競艇場)
  • 2009年3月22日 SG第44回総理大臣杯競走(多摩川競艇場)
  • 2009年8月30日 SG第55回モーターボート記念競走(丸亀競艇場)
  • 2003年6月29日 SG第13回グランドチャンピオン決定戦(丸亀競艇場)
  • 2011年5月29日 東日本大震災 被災地支援競走 SG第38回笹川賞(尼崎競艇場)
  • 2011年10月10日 SG第58回全日本選手権(平和島競艇場)
  • 2011年12月25日 SG第26回賞金王決定戦 – 決定戦(住之江競艇場)
  • 2013年3月20日 SG第48回総理大臣杯(平和島競艇場)
  • 2013年12月23日 SG第28回賞金王決定戦競走 – 決定戦(住之江競艇場)

勝率:7.95

1着率:22.4%

2連対率:42.2%

3連対率:58.5%

 

G1

池田選手は、G1では実に12回も優勝しています。

  • 2002年7月9日 オールジャパン竹島特別開設47周年記念競走(蒲郡競艇場)
  • 2008年3月2日 G1マーメイドグランプリ(常滑競艇場)
  • 2008年10月22日 G1北陸艇王決戦(三国競艇場)
  • 2009年2月8日 G1 第54回東海地区選手権競走(津競艇場)
  • 2011年1月23日 G1徳山クラウン争奪戦開設57周年記念競走(徳山競艇場)
  • 2011年2月27日 開設58周年記念 G1びわこ大賞(びわこ競艇場)
  • 2012年9月10日 G1大渦大賞開設59周年記念競走(鳴門競艇場)
  • 2016年9月12日 G1宮島チャンピオンカップ開設62周年(宮島競艇場)
  • 2019年2月5日 開設65周年記念競走G1トコタンキング決定戦(常滑競艇場)
  • 2019年4月11日 開設66周年記念競走G1トコタンキング決定戦(常滑競艇場)
  • 2020年2月19日 第65回 東海地区選手権競走(蒲郡競艇場)
  • 2021年1月27日 全日本王者決定戦(開設67周年記念)(唐津競艇場)

勝率:7.15

1着率:23.8%

2連対率:44.6%

3連対率:63.8%

 

G2

池田選手は、G2で2回優勝しています。

  • 2010年11月19日 G2MB大賞~競艇マクール賞~(芦屋競艇場)
  • 2014年12月9日 G2 第18回モーターボート誕生祭~マクール賞~(大村競艇場)

勝率:7.95

1着率:30.1%

2連対率:52.7%

3連対率:76.0%

 

G3

池田選手のG3での優勝回数は3回です。

  • 2000年4月9日 2000年新鋭リーグ戦競走第4戦(蒲郡競艇場)
  • 2002年5月15日 2002年新鋭リーグ戦競走 第6戦(蒲郡競艇場)
  • 2002年5月30日 G3九スポ杯争奪新鋭リーグ戦競走第7戦(大村競艇場)

勝率:7.12

1着率:36.8%

2連対率:61.1%

3連対率:76.7%

 

期別成績

それでは池田浩二選手の期別成績を見てみましょう。

集計期間は、2020/05/01-2020/10/31です。

 

池田浩二選手の期別成績データ

出典:https://www.boatrace.jp/

 

池田浩二選手のレース特徴

池田選手は、スタートの速さとウィリーモンキーというターン技術を武器に、どのコースからでも1着を狙える実力を持っています。

大舞台に強く、SGでの優勝戦1号艇なら未だに負け知らずの池田選手。

得意のウィリーモンキーについて詳しく見てみましょう。

 

得意技はウィリーモンキー

競艇のレーステクニックで欠かせないモンキーターン。

1990年代から使われるようになったモンキーターンは、若手を含む多くの選手が体得し、もはや競艇においての基本テクニックになっていました。

そのため、モンキーターンを使ったからといってレースを有利に運べるようにはならなくなっていた時、池田選手がモンキーターンに改良を加え「ウィリーモンキー」を編み出しました。

ウィリーモンキーは、ターンをする際に挺の舳先を持ち上げ、ボートと水面が接する面積を最小限にして旋回していきます。

オートバイの前輪を持ち上げるウィリーから、ウィリーモンキーと名付けられました。

このウィリーモンキーを操るには高度なターン技術が要求され、使いこなせる選手は多くありません。

また、エンジンや水面状況の良し悪しでも成功するかどうかが変わってくるので、毎レース見ることができるわけではないようです。

 

 

G1全日本覇者決定戦での怪我

池田選手は、2019年10月14日に若松競艇場で開催された「G1全日本覇者決定戦」10Rに1号艇で出走しました。

そしてそのレースで他艇と接触、落水。

腓骨を骨折した池田選手は救急搬送され入院となりました。

その時のレースの模様がこちらです。

一歩間違えば大事故になりかねない危険なシーンでした。

 

 

池田浩二選手の師匠は誰?

池田選手の師匠は上島久男選手です。

上島選手は、岡山県出身の元競艇選手で、登録は30期。

現役時代は愛知支部に所属していました。

1970年蒲郡競艇場でデビューした上島選手は、1980年常滑競艇場で初勝利を飾ると、2009年には三国競艇場で開催された「第6回JLC杯」で通算1500勝を達成しました。

その後2011年に現役を引退した上島選手は、2015年1月8日食道がんのため66歳の若さで他界しました。

総白髪がトレードマークだった上島選手は、愛知県でプロペラグループ「B-DASH」を主催。

池田選手もこのグループに参加しプロペラを作製していました。

このプロペラグループ出身者は、師匠である上島選手譲りのスタート一撃展開を得意とする傾向があります。

 

これまでの獲得賞金

池田選手はこれまでどれぐらいの賞金を稼いできたのでしょうか?

2020年の獲得賞金ランキング(~2020/12/31終了時)では、19位に入っています。

獲得賞金額は、70,948,000円。

賞金王という観点から見てみると、2011年と2013年にその年の賞金王に輝いている池田選手。

獲得賞金は、それぞれ

  • 2011年→2億5,019万9,000円
  • 2013年→1億9,823万3,000円

となっています。

 

 

グランドスラムに期待!

高度なテクニックのウィリーモンキーを武器に、第1ターンマークで華麗なターンを魅せてくれる池田選手。

SG優勝回数9回を誇る池田選手は、グランドスラムに近い選手の一人と言っていいでしょう。

競艇では、SGタイトルを全冠制覇した選手が出ると新しいSGタイトルが1つ追加されていきます。

現在あるのは、クラシック、オールスター、メモリアル、ダービー、グランプリ、グランドチャンピオン、オーシャンカップ、チャレンジカップの8つ。

これを全冠制覇選手した選手はまだいませんが、池田選手が残すはあと2つ(オーシャンカップとチャレンジカップ)だけです。

池田線選手なら、そう遠くない将来にグランドスラムを達成してくれることでしょう。

 

 

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