中島孝平はどんな競艇選手なのか

【ボートレース/競艇選手】賞金王の中島孝平を徹底調査!気になるレース特徴や成績は?

賞金王と呼ばれた中島孝平

福井県出身で福井支部のエースでもある中島選手。

黙々とピットで作業に専念しレースをこなす彼の姿にから、「寡黙なる闘神」というキャッチフレーズが付けられました。

新人の頃、師匠の武田光史選手から「絶対にフライングはするんじゃない」と叩き込まれ、今でもそれを守っている中島選手。

そのひたむきな真面目さで、これまでどんなレースを勝ち進んできたのか、詳しく見ていきましょう。

 

中島孝平選手のプロフィール

中島孝平選手のプロフィール

出典:https://www.boatrace.jp/

  • 名前:中島孝平
  • 生年月日:1979年11月8日
  • 出身地:福井県
  • 階級:A1級
  • 支部:福井支部
  • 登録期:84期
  • 登録番号:4013
  • 身長:160cm
  • 体重:53kg

中島選手は、1999年5月12日に地元である三国競艇場で開催された一般競争第2レースでデビューしました。

デビュー戦での結果は5着。

その後、着実にレース経験を積み重ねていった中島選手は、2003年1月に平成14年度の最優秀新人選手に選出されました。

そして2008年3月には、児島競艇場で開催された第43回総理大臣杯にてSG優勝戦初出場。

結果は4着でした。

同じ年の9月、G1桐生52周年記念に出場した中島選手は、2002年に今村豊選手が達成して以来の記録となる「G1競争における完全優勝」を成し遂げました。

 

 

中島孝平選手のレース特徴とは

中島選手は、着実なレース展開で安定感があります。

基本的に枠なり進入の中島選手は、どのコーススタートでも1着を狙える力を持っていますが、インコースであればあるほど、その確率は高くなっていきます。

ちなみに、1コースの3連対率は96%と非常に高く、2コースから5コースまでの数値は50%超となっています。

中島選手の平均のスタートタイムは約0.15。

この数字は、競艇選手の中では平均的なもので、スタート事故や出遅れなども少なく安定しています。

スタートのタイミング、旋回能力、枠番、着順など全てのバランスが取れているのが中島孝平選手なのです。

 

 

これまでのレース成績

中島選手がこれまでどんなレースでどれぐらい優勝してきたのか、ここで振り返ってみましょう。

 

SG優勝歴

中島選手は、これまでにSG戦で2回優勝しています。

  • 2010年 12月23日 SG第25回賞金王決定戦 – 決定戦(住之江競艇場)
  • 2018年 5月27日 第45回ボートレースオールスター(尼崎競艇場)

勝率:7.61

1着率:17.0%

2連対率:34.8%

3連対率:57.0%

 

G1優勝歴

中島選手は、G1では7回の優勝を飾っています。

  • 2007年 7月19日 G1三国モーターボート大賞(三国競艇場)
  • 2008年 9月11日 G1赤城雷神杯競走・桐生競艇開設52周年記念(桐生競艇場)
  • 2010年 5月20日 G1全日本王者決定戦(57周年記念)競走(唐津競艇場)
  • 2010年 8月3日  G1大渦大賞開設57周年記念競走(鳴門競艇場)
  • 2011年 2月6日 開設56周年記念G1トーキョー・ベイ・カップ(平和島競艇場)
  • 2013年 2月3日 G1 近畿地区選手権(三国競艇場)
  • 2021年 3月7日 浜名湖賞 開設67周年記念 静岡県知事杯争奪戦(浜名湖競艇場)

勝率:6.86

1着率:21.2%

2連対率:24.3%

3連対率:59.6%

 

G2優勝歴

中島選手のG2優勝は1回だけとなります。

  • 2012年 3月11日 G2 モーターボート大賞(三国競艇場)

勝率:7.42

1着率:24.3%

2連対率:42.4%

3連対率:69.4%

 

G3優勝歴

中島選手は、G3では7回優勝しています。

  • 2002年 4月21日 G3新鋭リーグ戦競走第5戦プリンスロード2002(尼崎競艇場)
  • 2005年 11月6日 新鋭リーグ(三国競艇場)
  • 2007年 10月14日 G3河合楽器スポーツ杯(浜名湖競艇場)
  • 2008年 5月26日 G3第4回アサヒビールカップ(芦屋競艇場)
  • 2014年 1月17日 G3 FM OSAKA杯(尼崎競艇場)
  • 2015年 9月26日 G3 中日カップ(蒲郡競艇場)
  • 2020年 6月3日 INAX杯争奪第32回とこなめ大賞(常滑競艇場)

勝率:7.21

1着率:35.4%

2連対率:58.0%

3連対率:77.8%

 

期別成績

それでは中島孝平選手の期別成績を見ていきましょう。

集計期間は、2020/05/01-2020/10/31です。

 

中島孝平選手の期別成績

出典:https://www.boatrace.jp/

 

中島孝平選手の師匠

中島選手の師匠は武田光史(たけだみつふみ)選手です。

1993年5月に72期生としてデビュー。

通算優勝回数は34回になります。

同じ福井支部の若い選手を育て守るために、時には厳しく接することもある武田選手。

過去、非常識なFを切った中山翔太選手に丸刈りを命じた事もありました。

そんな武田選手は弟子の中島選手をどう見ているのでしょうか?

過去にインタビューを受けた日刊スポーツWEB版の記事を見てみると、「弟子の中では中島孝平が一番伸びた。俺を通り越しちゃった。付いていくのに必死よ。」

と語っていました。

 

 

中島孝平の獲得賞金額は?

中島選手は、2010年に住之江競艇場で開催された「第25回賞金王決定戦競争」で、2コースから強烈なまくりを決めて、自身初のSG優勝者となりました。。

この勝利で賞金1億円を獲得した中島選手は、2010年の獲得賞金額が1億9321万円となり、2010年の賞金王となりました。

 

 

さらなる活躍に注目!

いつも安定したレース運びを見せている中島選手。

ただ、最近は外寄りのコースからスタートするレースでは勝ちきれていない傾向があります。

しかし中島選手は変にあせることなく、「やっている事は変わってないがリズムは上がってきている」と冷静に自己分析。

2021年3月ボートレース浜名湖で開催された「静岡県知事杯争奪戦 開設67周年記念 G1浜名湖賞」で見事通算7回目のG1優勝に輝きました。

優勝コメントも冷静&謙虚に返す中島選手。

次節も玄人好みの走りでますますファンを魅了することでしょう。

 

 

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