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【ボートレース/琵琶湖(びわこ)競艇場】コースの特徴やデータから見る予想のコツ

びわこ競艇場とは

びわこ競艇場(ボートレースびわこ)は、滋賀県大津市にある琵琶湖の水面を利用して作られた競艇場です。

1952年に開場し、津競艇場に次いで全国2番目に公認コースとしてレースが開催されました。

 

舟川船一郎舟川船一郎

琵琶湖の表記は公式の表記で「びわこ」とひらがな表記になってるっす

 

びわこ競艇場といえば、全国の競艇場の中でもイン1着率が低い「イン受難水面」ということでも知られており、予想難易度は高めです。

予想難易度が高いということはその分高配当も続出…!

ただ、2020年10月には第1ターンマークが移設されたことによちイン1着率に変動が?

そんなびわこ競艇場を攻略するには、まず独特な地形を理解することが近道となります。

 

びわこ競艇場の特徴をチェック

びわこ競艇場は独特な地形によって、レースが荒れやすい傾向にあります。

その他のも様々な要因がレースを左右するびわこ競艇場ですが、抑えておきたい特徴は大きく分けて4つ。

・水質は淡水

・標高が高い

・うねりの発生

・モーター勝率が参考になりにくい

これらの特徴について詳しく見ていきましょう。

 

水面は「淡水」

びわこ競艇場は前述にもある通り琵琶湖を利用しており、水質は淡水」

淡水は海水と比べて水質が硬く、浮力を利用することが出来ないためモーターの性能が重要となってきます。

また、選手の体重がレースに影響を与えやすくなるので、体重の重い選手には不利な状況になります。

 

標高の高さがモーターに影響?

びわこ競艇場は、標高85mと高所に位置しているため平地よりも気圧が低くなっています。

気圧が低いとモーターの出力が落ちてしまうため、出足が弱くなる要因に。

そのため、助走距離の短いインが不利になる傾向にあると言われています。

 

第1ターンマークを移設

びわこ競艇場は2021年10月に35年ぶりとなるレイアウト変更が行われ、第1ターンマークが沖合に3m移設されました。

移設の理由は公式によると、「ボート同士の接触事故の低減と旋回半径の確保」とされています。

この移設によって第1ターンマークの振り幅が変わり、イン勝率が顕著に上昇。

 

レイアウト変更前の水面図はこちら

 

びわこ移設前水面図

出典:https://www.boatrace-biwako.jp/modules/datafile/?page=index_suimen

 

レイアウト変更後

 

びわこ移設後水面図

出典:https://www.boatrace-biwako.jp/modules/datafile/?page=index_suimen

 

びわこ公式YouTubeでこの移設について、様々な選手が乗り心地をレビューしている動画があったので、是非見てみてください。

 

この移設によってびわこの特色が薄れてしまったのでは?と悲しむ声も多いのですが、移設後すぐはイン勝率が上がったもののそれも徐々に下降傾向にあります。

レイアウトはイン有利になったとはいえ、びわこ独自の地形や気候は変わらずレースに影響を与え続けているのでまだまだ大穴狙いも期待出来そうですね。

 

うねりが発生することも

びわこ競艇場の水面はうねりが発生することが多く、レースに影響を与えます。

その要因の1つは水位の変動

水質が淡水ではあるのですが、春になると雪解け水が流れ込むことによって夏にかけて水位が上昇します。

水位が高いとうねりが発生しやすくなり、第1ターンマークでのターンが流れやすくインが弱くなります。

また、その他にも競艇場の近く通るクルーズ船の影響でうねりが発生することがあります。

特に夏になると便数が増えるので、水位の上昇と共に夏季はうねりが出やすくなるということを踏まえて予想するといいでしょう。

 

舟川船一郎舟川船一郎

びわこの夏はインが弱くなる傾向っす

 

モーターの交換は6月

びわこ競艇場のモーターの交換時期は6月頃です。

モーターを交換したばかりの時期はモーターのデータが当てになりません。

データが安定してくるまでに2〜3ヶ月はかかるので、それまでは周回展示を見てモーターの性能をチェックしましょう。

ただ、びわこのモーターで注意したいのが、「中間整備」です。

中間整備とは、レースの非開催日に整備士が行う本体整備のことで、これによってモーターのパワーが劇的に上昇することがあります。

そして、びわこの中間整備は全国的に見ても効果が非常に大きいことで有名で、それまで低調だったモーターがエース級に変貌することも多々あります。

そのため中間整備が入るとモーターのデータがほとんど信用出来ないので、やはり周回展示を見たりスポーツ紙や各専門誌を見て情報を集めることで予想の的中率アップに繋がってきます。

 

びわこ競艇場のデータ情報

ここからは、公式データに基づいてびわこ競艇場を分析していきましょう。

 

コース別入着率・決まり手

びわこ競艇場データ1

出典:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=11

 

枠番別コース取得率

びわこ競艇場データ2

出典:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=11

 

滋賀支部所属の地元選手

ここでは、地元滋賀支部所属の注目選手をご紹介していきます。

 

丸野一樹選手

丸野選手

出典:http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/profile?toban=4686

丸野一樹選手はSG競走にも出場しているA1級レーサーです。

2020年1月のG1競争で、白井英治選手や桐生順平選手などSG覇者4人を相手に自身2度目の優勝を果たした、今大注目の選手です。

やはり地元びわこでの優勝回数が多く、勝率を見ても7.52と高い数字なので丸野選手がびわこで出走する際には、ほとんど舟券に絡んでくると言っても過言ではありません。

今後の活躍からも目が離せない選手です。

 

 

馬場貴也選手

馬場選手

出典:http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/profile?toban=4262

馬場貴也選手は、2019年に自身2度目のSG優勝を果たしたA1級レーサーです。

びわこ競艇場でレースタイム1分42秒2というボートレース最速記録を叩き出しており、日本最速レコード保持者でもあります。

馬場選手の勝率は丸野選手よりもさらに高い7.70!

特にびわこ競艇場では最速記録を出していることもあるのでかなりどのコースにいても舟券に絡んでくる率が高いと思われます。

 

びわこ競艇場のライブ・リプレイの見方

びわこ競艇場(ボートレースびわこ)で行われるレースは公式サイトのライブ放送で見ることが可能です。

びわこ競艇場に行くには

ここからは実際にびわこ競艇場を訪れる際のアクセス方法などを記載していきます。

 

アクセス情報

電車で行く際は、京阪 石山坂本線「大津市役所前駅」から徒歩10分、京都線「大津駅」から無料送迎バスで約7分、湖西線「大津京駅」から徒歩13分、もしくは無料送迎バスで5分で到着します。

車で行く際は、「大津I.C」「京都東I.C」から約15分で到着。無料の駐車場があり、約1000台収容可能です。

 

施設案内

住所:〒520-0023 滋賀県大津市茶が崎1−1

電話:077-522-1122

入場料:100円

 

びわこ競艇場で予想を当てるポイント

びわこ競艇場の予想のコツは、抑えられたでしょうか。

最後にもう一度びわこ競艇場で舟券を買うときのポイントをおさらいしましょう。

・イン勝率は上がってはいるものの、油断は禁物。

・標高の高さからモーターの出足が悪くなる傾向。

・夏は水面のうねりが出やすい

・モーター性能は周回展示や専門紙でチェック

びわこ競艇場は、コースのレイアウト変更によってイン勝率が若干上がってはいるものの、レイアウト以外のイン劣勢要素は変わっていないので油断は禁物。

特に夏のレースは波乱傾向にあるので、穴党の方はあえてそこを狙ってみるのも手です。

ただ、大穴を狙いに行くにはかなり見るべき要素が多く、長年のカンも頼りになってきます。

穴党としてはそこも含めて予想の楽しさでもあるのですが、何度も予想を外してしまうと流石にお財布の状況もかなり厳しくなってきてしまいます…。

そんな時はあえて予想屋を使って、効率良く競艇を楽しむのもおすすめ。最近はコンテンツがかなり充実してるサイトも多いので、無料会員登録しておくだけでも情報原として結構活用出来ます。

優良予想サイトは私のブログでも検証しているのでよかったら見てみてください。

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