太田和美選手について知る！
容姿が野球選手のイチローに似ていることから「水上のLaser Beam（レーザービーム）」の異名を持つ太田和美選手。
太田選手は田中信一郎選手、野添貴裕選手、三嶌誠司選手、仲口博崇選手など、多くのSG、G1覇者を輩出した華の69期の1員であり、7度のSG優勝経験を持つA1級ベテランレーサーです。
今回はそんな太田選手のレース特徴や、優勝歴、獲得賞金額などについてご紹介していきます！
太田和美選手のプロフィール
出典：https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/season?toban=3557
名前：太田 和美(おおた かずみ)
生年月日：1973年1月6日
出身地：奈良県
階級：A1
支部：大阪
登録期：第69期
登録番号：3557
身長：165cm
体重：56kg
太田選手は大阪府立島上高等学校大冠校を中退後、69期生として本栖研究所に入所。
卒業記念レースでは見事優勝し、本栖チャンプとして注目を集めました。
浪速の怪物くんと呼ばれる
太田選手のデビュー戦は1991年11月7日、地元である住之江競艇場で初出走ながら2着に食い込みます。
そしてそのデビュー節ではなんといきなり優出（2着・2着・1着・2着・1着で優出・優勝戦は5着）を果たし、モンスター級の活躍ぶりから「浪速の怪物くん」と称されました。
これまでのレース成績
ここからは、太田和美選手の優勝歴について見ていきましょう。
SG優勝歴
・1998年12月23日 第13回賞金王決定戦（住之江競艇場）
・2002年12月23日 第17回賞金王決定戦競走（大村競艇場）
・2004年12月23日 SG第19回賞金王決定戦競走（住之江競艇場）
・2005年10月30日 SG第52回全日本選手権競走（津競艇場）
・2012年6月24日 SG第22回グランドチャンピオン決定戦（芦屋競艇場）
・2013年6月30日 SG第23回グランドチャンピオン決定戦（常滑競艇場）
・2014年11月30日 第17回チャレンジカップ／G2レディースCC（下関競艇場）
G1優勝歴
・1998年6月4日 G1京極賞競走 開設46周年記念（丸亀競艇場）
・1998年9月8日 G1ダイヤモンドカップ競走（蒲郡競艇場）
・2001年10月9日 G1第29回高松宮記念特別競走（住之江競艇場）
・2004年4月18日 G1つつじ賞王座決定戦開設52周年記念競走 （津競艇場）
・2005年2月22日 G1近畿地区選手権競走（三国競艇場）
・2005年10月4日 G1 第33回 高松宮記念特別競走（住之江競艇場）
・2006年10月3日 G1第34回高松宮記念特別競走（住之江競艇場）
・2009年9月9日 G1第37回高松宮記念特別競走（住之江競艇場）
・2010年9月13日 G1北陸艇王決戦（三国競艇場）
・2011年5月18日 東日本大震災被災地支援競走 G1海の王者決定戦（大村競艇場）
・2012年9月23日 G1京極賞開設60周年記念競走（丸亀競艇場）
・2013年7月18日 G1京極賞 開設61周年記念競走（丸亀競艇場）
・2014年5月18日 開設60周年記念 G1トーキョー・ベイ・カップ（平和島競艇場）
・2015年2月11日 G1第58回近畿地区選手権（びわこ競艇場）
・2016年4月24日 開設63周年記念 G1北陸艇王決戦（三国競艇場）
・2018年11月7日 G1徳山クラウン争奪戦 開設65周年記念競走（徳山競艇場）
・2019年11月5日 読売新聞社杯 全日本王座決定戦 開設67周年記念（芦屋競艇場）
・2020年2月11日 第63回近畿地区選手権競走（尼崎競艇場）
G2優勝歴
・2018年3月28日 地区代表選抜バトル G2三国モーターボート大賞（三国競艇場）
G3優勝歴
・1997年9月16日 G3 第10回キリンカップ（平和島競艇場）
・1999年2月28日 第４回オートザムカップ競走（宮島競艇場）
・2007年12月4日 G3JR九州ビートル杯争奪戦競走（若松競艇場）
・2010年10月11日 G3楽天・インフォシークカップ（尼崎競艇場）
・2015年8月7日 G3サッポロビールカップ（徳山競艇場）
・2017年11月29日 G3マンスリーＢＯＡＴＲＡＣＥ杯（宮島競艇場）
・2018年3月15日 G3INAX杯争奪第29回とこなめ大賞（常滑競艇場）
期別成績
出典：https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/season?toban=3557
太田選手のスタートタイミングは0.15とSGクラスの選手の中でも速めのタイミングであることが分かります。
進入は基本的に枠なりで、無理な前づけなどは行いません。
レース特徴は万能・自在型
太田選手のレーススタイルで特徴的なのはなんといっても万能・自在型なテクニック。
豪快なイン逃げから、まくり、まくり差しなど自在なテクニックを駆使することが出来る、まさに万能型といえる選手です。
また、特に地元の住之江競艇場で開催される高松宮記念特別競走においては無類の強さを誇っていて、2001年、2005年、2006年、2009年の4度優勝経験があります。
どのコースからでも３着以内に食い込んでくる可能性が高い選手なので、太田選手が出走するレースは舟券に絡めておくことをおすすめします。
太田和美選手の獲得賞金額は？
太田和美選手の生涯獲得賞金額は2018年時点でなんと20億円を突破！
これは現役競艇選手の中でもトップ10には入る獲得賞金額です…！
直近3年間の獲得賞金額は下記の通り。
2018年 ¥60,494,000（20位）
2019年 ¥75,816,000（16位）
2020年 ¥47,147,000（53位）
2020年は少し不調だったようですが、2021年は5月31日時点で¥27,411,000（24位）と発表されていました。
残り半期の活躍にも要注目ですね。
ベテラン勢として今後も活躍に期待！
デビュー当初から爆発的な活躍を見せ、現在も毎年賞金ランキングには名を連ねるほどコンスタントに活躍し続けている太田選手。
太田選手は万能・自在型といった操艇技術力の高い選手なので、どのレースでの見逃せない存在ですがいいモーターを引き当てた節は特に要注目です！
