田村隆信選手

【ボートレース/競艇選手】超新星と呼ばれた田村隆信!優勝歴やレース特徴など徹底調査。

かつて競艇界の超新星と呼ばれた田村隆信選手

これまで3度のSG制覇、2021年には自身15度目となるG1優勝を果たした田村隆信選手。

田村選手は85期のスター級選手で結成された銀河系軍団の中でもトップクラスの実力を誇り、デビュー当時は超新星と呼ばれるほどの快挙を成し遂げてきたトップクラスのボートレーサーです。

今回はそんな田村選手の選手として成り立ちや、優勝歴、レース特徴などについて徹底調査してみました。

 

田村隆信選手のプロフィール

 

田村隆信選手

出典:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/season?toban=4028

 

名前:田村 隆信(たむら たかのぶ)

生年月日:1978年3月15日

出身地:徳島県

階級:A1

支部:徳島

登録期:第85期

登録番号:4262

身長:171cm

体重:55kg

田村選手は、徳島県出身のA1級レーサーです。

同期には井口佳典選手、丸岡正典選手、湯川浩司選手、森高一真選手などスター級の選手が多くいます。

高校卒業後2年ほど建設器機の修理の仕事をしていたそうなのですが、当時付き合っていた彼女の父親から競艇選手になることをすすめられ、あまり考えずに受験したところなんと合格。

そして本栖研修所に入所する10日前に彼女と入籍しました。

 

舟川船一郎舟川船一郎

自分にプレッシャーをかけていくスタイルっすかね…すごいっす

 

そんな田村選手ですが、本栖研究所時代から伝説を残していきます。

 

デビュー前から天才の頭角が…?

田村選手は研修所時代、今や銀河系軍団といわれる85期生の中でリーグ戦勝率1位を記録しています。

そして卒業記念競走では1号艇だったにも関わらず、あえて6コースを選んで見事勝利するという衝撃の結果を残して本栖チャンプとなります。

これは競艇学校創立以来の快挙であり、デビュー前から注目される選手となりました。

 

田村隆信選手のレース成績

デビュー前からの期待を裏切らず、田村選手は超新星の名のごとく怒涛の勢いでレース成績を残していきます。

田村選手のデビュー戦は、1999年11月19日に地元の鳴門競艇場にて行われた「桐生・鳴門親善都市 第19回報知うずしお杯競走」の2Rで、デビュー戦でいきなり初勝利も挙げてしまいます。

その一年後の2000年には丸亀競艇場で開催された「RNC杯サンセバスティアン親善マッチ」で初優出を果たし、さらに翌年の2001年1月には蒲郡競艇場で開催された「日本レジャーチャンネルカップ競走」で初優勝を飾りました。

 

ここからは、田村選手のG3〜SG競走でのレース成績を見ていきましょう。

 

SG優勝歴

・2004年8月2日 SG 第9回オーシャンカップ競走(若松競艇場)

・2004年11月28日 第7回競艇王チャレンジカップ(児島競艇場)

・2011年11月27日 SG 第14回 チャレンジカップ競走(大村競艇場)

 

田村選手のSGデビューは2001年11月20日に児島競艇場で開催された「第4回 競艇王チャレンジカップ競走」にて。

その後、2002年9月1日に蒲郡競艇場で行われた「第48回 モーターボート記念競走」で初優出を果たします。

そしてわずか2年後の2004年8月2日に若松競艇場で開催された「第9回 オーシャンカップ競走」でSG初優勝を飾りました。

優勝戦での決まり手は4号艇からのまくりで、大舞台でも天才的な素質を見せつけることとなりました。

 

G1優勝歴

・2003年2月2日 G1第17回新鋭王座決定戦競走(丸亀競艇場)

・2003年12月9日 G1宮島チャンピオンカップ(宮島競艇場)

・2008年11月16日 G1鳴門モーターボート大賞競走(鳴門競艇場)

・2009年1月16日 G1近松賞(開設56周年記念)(尼崎競艇場)

・2009年2月5日 G1第52回四国地区選手権競走(鳴門競艇場)

・2010年4月9日 G1京極賞開設58周年記念競走(丸亀競艇場)

・2011年11月17日 G1江戸川ダイヤモンドカップ(江戸川競艇場)

・2012年11月8日 G1ダイヤモンドカップ(丸亀競艇場)

・2014年1月19日 G1全日本王者決定戦(開設60周年記念)(唐津競艇場)

・2017年2月25日 G1第60回四国地区選手権競走(鳴門競艇場)

・2018年11月6日 読売新聞社杯G1全日本覇者決定戦開設66周年競走(若松競艇場)

・2019年10月5日 G1大渦大賞開設66周年記念競走(鳴門競艇場)

・2019年11月15日 オールジャパン竹島特別 開設64周年記念競走(蒲郡競艇場)

・2019年12月1日 第1回BBCトーナメント(平和島競艇場)

・2021年3月16日 開設67周年記念 北陸艇王決戦(三国競艇場)

 

田村選手のG1デビュー戦は、2001年2月1日鳴門競艇場で開催された「第44回 四国地区選手権競走」で、4号艇からのまくりを決めて初勝利をあげます。そしてなんと同節でG1初優出も果たし、優勝戦では3着という結果を残します。

その後2003年2月に丸亀競艇場で行われた「第17回 新鋭王座決定戦競走」でG1初勝利を飾りました。

 

G2優勝歴

なし

 

G3優勝歴

・2001年5月29日 G3 2001年新鋭リーグ第8戦(蒲郡競艇場)

・2001年7月22日 G3 2001新鋭リーグ戦競走第12戦(若松競艇場)

・2001年9月9日 G3 2001新鋭リーグ戦競走(鳴門競艇場)

・2015年7月13日 G3アサヒビールカップ(大村競艇場)

・2015年8月24日 G3第3回サッポロビール杯(宮島競艇場)

 

期別成績

田村隆信選手期別成績

出典:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/season?toban=4028

 

田村選手の期別成績を見ると、スタートタイミングは0.15とSGクラスの選手の中では平均的なタイミングであることがわかります。

勝率は6.71と、前世期の勢いと比べると近年は少し苦戦気味のようです。

 

 

田村隆信選手のレース特徴

田村選手の進入は基本的に枠なりですが、狙えるときにはインコースよりの進入になることもあります。

 

入所前に結婚した奥さんや子供について

前述にもある通り、田村選手は本栖研究所に入所する10日前に結婚しています。

奥さんについて詳細を調べてみましたが、一般の方なので情報はでてきませんでした。

2人の間には子供が3人いるようで、一番上のお子さんは田村選手の在学中に産まれたそうです。

 

田村隆信選手の獲得賞金額

田村隆信選手の直近獲得賞金額は下記の通り。

 

・2016年 ¥46,048,000 (37位)

・2017年 ¥50,201,000(28位)

・2018年 ¥55,707,000 (26位)

・2019年 ¥101,445,000 (10位)

・2020年 ¥44,510,266 (63位)

 

2017年から着々と復活の兆しを見せ、2019年には獲得賞金額が1億円を超えたのですが、翌年の2020年にはなんと63位まで転落しています。

ただ、2021年は3月28日時点では¥20,548,000で11位に食い込んでいるので、勢いを取り戻していそうです。

 

久々のSG制覇に期待!

若い頃に伝説級の記録を数々残してきた田村隆信選手。

近年は以前に比べて不調が続き、2020年はまさかの優勝回数0という苦しい1年となりましたが、2021年3月16日には1年3ヶ月ぶりのG1優勝を飾り、いよいよ復活の兆しが…!

85期の銀河系軍団の中でも井口佳典選手や湯川浩司選手と並ぶトップレーサーとして、久々のSG制覇に期待が高まります!

 

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