下関競艇場を完全攻略!データから紐解く下関競艇の攻略法

下関競艇場の基本情報

下関競艇場は山口県下関市長府地区にある競艇場である。

2017年4月よりナイター専門の競艇場として開催されている。

アクセス方法はJR山陽本線長府駅から徒歩3分

レース開催日には下関駅や都内各所から無料バスが出ている。

ナイター専門の競艇場の為第1レースの開催は15時台と遅く、時期にもよるがレースの大半が日没となっている。

メインスタンドは中央スタンドと西側のスタンドになっており全天候型になっている。さらに中央スタンドには4階(指定席)および5階(ロイヤル席)に有料座席が設置されているため競艇場としてはかなり規模が大きくなっている。

またナイター専用の競艇場ということもあり、他のナイターを行っている競艇場よりも高い位置にLED設置しており、照明の効果で一際明るい水面を実現している。

レースとしては周年記念 (G1) 「競帝王決定戦」が行なわれている。また正月は「協同組合下関ふく連盟杯争奪お正月特選」ゴールデンウィークには「日本モーターボート選手会会長杯GW特選」お盆には「日本財団会長杯スマイルカップレースお盆特選」などが開催されている。

下関競艇の水面、風の特徴

続いては水面と風の特徴について触れていきましょう。

水面について

下関競艇場の水面は海で、水質は海水となっている。

コースのサイズは、大時計から対岸までは約150m、スタンドから1マークまでが約43m、1マークから対岸までは約90mで、ピットから2マークまでの距離が約173mとなってなっている。ピットから2マークまでの距離が長いと、スローダウンしてコース取りをするまでに時間が掛かり、スロー勢の進入が深くならない。その為1コースが十分な助走距離を確保できるので、1コース有利な展開が多くなっている。


また、海水のため体重差が出にくく、豪快なモンキーターンなどが多くみられます。大潮の時間帯を除けば水面は基本的に穏やかな水面となっています。ですが大潮満潮時には、午前中を中心に海水の流入により競走水面にうねりが発生し、まくりが決まりずらいということがあります。
さらに波が高くなってしまうとインコースの信頼度がは低くなってしまいがちです。

風について

下関競艇場は瀬戸内海に面しているために必ず大なり小なり風が吹いています。風が強ければ強いほどインコースの勝率も下がります、この事は下関競艇場を攻略する際には重要なポイントとなっております。

下関競艇水面図
引用元:http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=19

下関競艇のコース別勝率について

下関競艇コース別勝率
引用元www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=19

上記の表をみて見ていただければわかる通り下関競艇場はインコースが強い競艇場となっている。入賞率を見ても82%と圧倒的にインコースが有利となっています。年間を通しても下関競艇場の1コースの入賞率はほとんど変わらないので安定してインコースから舟券を購入することができます。

しかし注意をしなければならない点もあります。下関競艇場は夏場はバック側の横風、冬場はスタンド側からの横風がよく吹きます。特に風速5メートル以上の風が吹くとレースに大きな影響を与えます。スタート付近で向かい風が追い風に変わりフライングという最悪の結果になる事などもしばしばあります。
また向かい風はまくり、追い風はインという一般的なセオリーはここには当てはまらず微妙に変わる風を読み切った選手が好成績を残します
地元選手は特にスタート事故を起こせないという意識も持っており、スタートが難しい事から、より慎重になる場合もあります。ですが多少の風が吹いてもインの強さは変わらないことから、全国屈指のインコース有利の競艇場と言えるでしょう。

モーターについて

下関競艇場のモーター、ボートの交換時期は2月となっている。また 2010年1月30日の開催より、減音モーター(ヤマト301型)を採用している。
使用回数の少ない2月~5月頃までは「モーター勝率」の良いモーターが「高性能モーター」とは限らない。逆に、「モーター勝率」の低いモーターでも、実は「高性能モーター」であることもあるので、天候に加えてこの時期は展示も確認して舟券を購入していきたい。

まとめ

・基本的にはインコースが強い。

・風の動きは必ず確認

・地元のフライングを持っている選手は要注意

上記のことを参考にして風やうねりが弱い日はインコースの安定した舟券を狙い、悪天候の際は比較的荒れやすい舟券の購入をお勧めする。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。