ボートレース初心者の中には「まず、鉄板レースってなに?」「ボートレースに鉄板レースってあるの?」という人もいるでしょう。
そう、ボートレースには“鉄板レース”と呼ばれるレースがあり(※諸説あり)、条件の見極め方や舟券を当てる方法を知っていたら勝率がグンとアップするのです。
そこで今回はボートレースで予想しやすいと言われている、鉄板レースについて解説します。
鉄板レースと言われる条件や舟券の買い方、稼ぐためのポイントまでご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

僕は穴党だけど、本命党には特におすすめっす!
ボートレースの鉄板レースとは
ボートレースの鉄板レースとは、展開が予想しやすく勝てる確率が高いレースのこと。
鉄板レースに当てはまる条件が整えば勝率は90%を超えるとまで言われているので、確実に勝てるおいしいレースと言っても過言ではありません。
では、この確実に勝てるおいしい鉄板レースは毎回発生するかと言うと、残念ながらそうではないのです。
なぜなら、鉄板レースの数は少なくて、その開催確率は12回あるレースのうち8~16%ほどだから。
初心者が鉄板レースに賭けたいのであれば、舟券の買い方や条件などを事前に学んでおくことをおすすめします。
鉄板レースでの舟券の買い方
前途したように、鉄板レースはそもそも高確率で勝てるおいしいレースのため、狙って当てやすくなります。
ならば、鉄板レースは“絶対に買い!”ですよね。
しかし、考えることは皆同じ。
予期せぬできごとが起こらない限り安パイのため、2連単よりもオッズが高くなる3連単を購入したとしても賭け額が少なければリターンは低くなってしまいます。
それでも当てることができれば、3~4倍程度ゲットできますよ!
しかし、鉄板レースを狙って舟券をたくさん購入してしまうと、負けてしまったときに大損になってしまうため注意が必要です。
鉄板レースのおすすめの買い方は、1号艇を1着に固定化したフォーメーション!
例えば、確実に上位にくると予想できる有力選手がいれば、2着も固定化します。
3着は残りの4艇を入れて4点買いするといいでしょう。
鉄板レースの条件
主な条件は以下の4つです。これらの条件を覚えて鉄板レースを見極めてください。
1号艇が1着の可能性が高い
ボートレースは、インになればなるほど有利!
理由は単純で、イン側はターンマーク(ボートを旋回させる場所)に近いため小回りしやすいのです。
そう考えると1号艇が1着の可能性が高いですよね。
さらに、1号艇が1回目の旋回で先行した場合は勝率がグンとアップします。
インが強い競艇場
インが強い競艇場は、1コースの勝率が高い競艇場ということです。
2021年現在、競艇場は全国に24か所あり、なかには川や湖、海などの一角を区切った場もあります。
それぞれ特徴がある競艇場なので、インが強い競艇場・インが弱い競艇場というものが存在するのです。
百聞は一見に如かず!
まずは、こちらの表をご覧ください。
順位 | イン側の勝率 | 競艇場 |
1位 | 約68% | 大村競艇場 |
2位 | 約65% | 徳山競艇場 |
3位 | 約61% | 芦屋競艇場 |
3競艇場では、60%以上イン側が勝っています。
逆に、まわりが効くと言われている戸田競艇場や平和島競艇場はインが弱めなので覚えておきましょう。
3枠までがA1、A2選手
約1,600人いるボートレーサーはB2、B1、A2、A1の4段階に分かれていています。
このクラス分けで強いとされているのがA1選手。
A1選手は全ボートレーサーの上位20%しかおらず、勝率はなんと6.20前後と高い数値をたたき出しています。
次いでA2も主役級で、注目を集める選手です。
このA1、A2選手が1~3枠までに固まっている場合は、鉄板レースになります。
ただでさえ実力がある選手がイン側にいるのだから、ぜひとも賭けたいところでしょう。
風や波による影響が少ない
向かい風の場合はアウト側が有利に、追い風の場合はイン側が有利になりやすいので覚えておきましょう。
強風の場合はレースが荒れる可能性が高くなるので、予想がしにくくなります。
波の影響は水面や水質、干満差も関係してくるので競艇場の事前チェックも重要です。
まず水面は、静水面と難水面に分けることができ、静水面の方が波もボートも安定します。
難水面になると波が荒れてしまうので、展開も簡単には予想できません。
次に水質は、海水、淡水、汽水に分かれます。
この中でも波の影響が大きいのが海水。
満潮のときはイン側が有利に、干潮のときはアウト側が有利になるなど干満差で変わるのです。
また、ボートが通った後に残る波は「引き波」といい、ここにハマってしまうとボートは減速したり、操縦しにくくなったりします。
ただでさえ荒れている水面のうえに引き波ができると、レースが荒れる可能性が高くなるのです。
以上のことから、風や波による影響が少ないというのも鉄板レースの条件だということがわかりますね。
鉄板レースで穴を狙う人も
鉄板レースでは正攻法で舟券を購入する人も多いですが、中には穴を狙って購入するつわものもいます。
例えば、B1の地元選手がいるとき。
レースでは、そのコースに走り慣れているかどうかもカギになります。
3枠までにA1、A2選手がいたとしてもそれらの選手が他支部だった場合は、そのコースに走り慣れていないため地元のB級選手に競り負けることもあるのです。
ほかにも、4コースに強い選手がいる場合も狙いめ。
ボートレースは1~3コースはスロー、4~6コースはダッシュといったように分かれています。
4~6のアウト側はスタートのときに加速しており、そのなかでも4コースは先頭をきっているのでアウト側でも有利です。
もしスロースタートのイン組が遅れた場合は、そこに差し込むことができます。
鉄板レースで穴が狙えれば、超高配当をゲットできるかもしれません。
鉄板レースで稼ぐためのポイント
鉄板レースで稼ぐためのポイントは、舟券の購入方法や条件などを事前に学んでおくことです。
予想サイトやコアなファンのブログでは、舟券購入のコツやその日のレース予想などが記載されていることも。
鉄板レースで稼ぐ方法もサイトによって見解が異なるので、いろいろチェックしてみるのもいいでしょう。
また、各ボートレーサーの能力を知っておくことも大切なポイントです。
人が一人ひとり性格が違うように、ボートレーサーも人によって特徴があります。
インを得意としている選手やまくり主体で攻める選手など、事前にチェックして舟券を購入するときの参考にしてみてもいいかもしれません。
ボートレースの公式サイトでは、レース場のデータや優勝レーサーのランキング、選手ごとのデータなどが掲載されています。
コース別での成績や優勝回数、どの競艇場で勝ち数が多いかなどのデータを活用して、予想に活かすのもいいでしょう。
細かいことにもアンテナを張り巡らせて、情報収集をしてみてください。
2021年、鉄板レースで注目したい選手はこの人!
日本モーターボート競走会は2020年12月に、次世代を担う若手選手を強化、または育成する2021年のスター候補選手58人を発表しました。
そのなかで注目選手はやはり登録6年以内かつA1級トップルーキー、上田龍星選手と大山千広選手でしょう。
まず、上田龍星選手はイン側を得意としており、1コースでの1着率はなんと61.5%!
スタートタイミングも平均0.13で、SG選手と肩を並べられるほどです。
大山千広選手はまくりが得意な選手で、鉄板レースでは見逃せません。
スタートタイミングは平均0.15で、男性選手顔負けのハイスピードになっています。
鉄板レースでこの2選手の名前があれば、絶対買いですね。
予想しやすい鉄板レースは初心者も絶対買い!
今回は、ボートレースで予想しやすいと言われている鉄板レースについて、条件の見極め方や舟券の買い方、稼ぐためのポイントまでご紹介しました。
鉄板レースの数は少ないですが、条件を見極めて予想に活かせば、勝率はグンとアップするでしょう。
鉄板レースを狙って高額投資をしてしまうとリスクが高くなってしまうので、無理のない範囲で賭けて楽しんでくださいね。
私はまだ競艇初心者だから鉄板レースしか賭けられないw