多摩川競艇場の基本情報
多摩川競艇場は、多摩川の土手北側にある競艇場であり、水面は人口のプールとなっている。
多摩川競艇場は、対岸に防風林が設置されている為、風の影響を受ける事が少なく、水面が荒れづらい。水質は淡水なので選手からするととても走りやすい、というのが多摩川競艇場の主な特徴だ。別名「日本一の静水面」
多摩川競艇場のレース傾向は、静水面である事を利用した全速戦の傾向が強い。
その為、センター勢からの「捲り」「捲り差し」での決着が多く、差しに構える艇が1着を取ることはあまりない。
各コースの1着率にばらつきがなく平均的であること、全速戦による傾向が強いことにより「捲り」「捲り差し」が決まりやすいこと。以上の理由から、3,4コースの捲りまたは捲り差しの展開予想から舟券を購入すると良いでしょう。
多摩川競艇の主な特徴
次に、多摩川競艇場の主な特徴について触れていきましょう。
水面特性について
まずは、日本一の静水面とも呼ばれている多摩川競艇場の水面特性を分析していきましょう。
日本一の静水面
風の影響を受けづらい為、比較的穏やかな水面コンディションとなっています。
風によるレースへの影響としては、
・追い風はスロー勢有利
・向かい風はダッシュ勢有利
となっており、風が強ければ強いほどレースへの影響も強くなってきます。
しかし、風が強すぎた場合などは「安定板」を使用してのレースとなる為、風がレースへ与える影響は小さくなります。
淡水の為硬い水面
多摩川の水質は淡水。
多摩川は淡水のプール型レース場です。
淡水なので水質は硬いです。同じ淡水レース場でも、選手によっては江戸川や唐津の方が比較的乗りやすいとの声もある為、好みの別れそうなレース場となっています。
また多摩川含め、水質の硬いレース場は周回展示2マークに注目して展示を見ると良いでしょう。
2マークのターン後にボートがばたついていないかどうかをしっかり確認すると良いです。
レース傾向について
続いてレースの傾向に触れていきましょう。
全速戦傾向
多摩川競艇場は、ホーム/バック側共に24競艇場の中で上位の広さとなっています。
多摩川競艇場は独特の静水面と広さから、女子戦の開催が多い競艇場となっています。
水面図を見てみると、ピットから2マークまでの距離が89mと短いので、比較的枠なり進入になることが多いという特徴のある競艇場となっています。
淡水は硬いと言われることが多いが、多摩川の淡水は握ったときに走りやすいという選手たちの意見が多数。その結果全速で攻める選手が多い為、全速戦傾向のレースとなることが多い。
以前は、4カドからの全速まくりが決まることが多かったが、最近は出足の良いモーターでインから全速で握ってターンする選手が増えた為、1コースの勝率が上がってきている。
センター勢(3,4コース)は全速でターンをするインに対して、差しに行くこともあり、全速でターンをする選手から展開が起きる様なレース傾向となっている。

コース別勝率について

多摩川競艇場は、基本的に平均的なコース別成績となっています。
しかし、6号艇の3連対率は他の競艇場に比べ高い数値が出ています。
多摩川競艇の6号艇の1着確率は全開催場中6位、3着までの入着率に関しては全開催場中2位という好成績となっています。
その為、舟券を購入する際には
・インから買う場合も他の艇から買う場合もヒモ穴として「6号艇」を絡める
事で、回収率は上がってくるかと思います。
6号艇の1着は、表の通りたったの「1.6%」しかない為、6号艇の頭から舟券を購入するのはあまり現実的ではありません。
モーターについて
多摩川競艇場のモーター交換時期は8月。
その為、使用回数の少ない8月〜10月頃までは「モーター勝率」の良いモーターが「高性能モーター」とは限らない。逆に、「モーター勝率」の低いモーターでも、実は「高性能モーター」であることもあるので、この時期には展示を良く見て、伸び/出足/乗りやすさが良さそうだった選手から舟券を購入すると高配当の舟券を的中する事ができるでしょう。
選手コメントで「乗りやすい」「体感が良い」等のコメントをしている選手や、道中競り合いに勝ち、良い結果を残している選手から舟券を購入すると良いでしょう。
まとめ
多摩川競艇場のデータをまとめてみました。6号艇の成績が良いという結果が出ているので、インからの中穴配当や捲りからの6号艇絡みの万舟舟券まで幅広く狙える開催場となっています。
多摩川競艇で舟券を買う際は、中穴から穴配当まで広く狙ってみてはいかがでしょうか?