篠崎仁志選手ってどんな人?
今回ご紹介するのは、ボートレーサー/競艇選手の篠崎 仁志(しのざき ひとし)選手。
篠崎選手は2020年5月のSG競争で見事初優勝を果たし、今まさに競艇界のトップ戦線で大活躍中!
そして同じくボートレーサーの兄、篠崎元志選手と共にイケメン兄弟レーサーとしてもファンの注目を集めています。
そんな篠崎仁志選手のレーサーとしての成り立ちや、レース特徴、獲得賞金額などについて詳しく見ていきましょう!
篠崎仁志選手のプロフィール(同期やデビューにも触れる)
出典:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/season?toban=4477
名前:篠崎 仁志(しのざき ひとし)
生年月日:1987年12月03日
出身地: 福岡県
階級:A1
支部:福岡
登録期:第101期
登録番号:4477
身長:167cm
体重:55kg
篠崎仁志選手は福岡県福岡市東区出身で、福岡支部所属のA1級レーサーです。
ボートレーサーを目指したきっかけについて、「高収入を得たかったから」と半分冗談まじりに話しつつも、続けて「やっぱり兄貴がいますからね」と答えていました。

そして、福岡県立香椎工業高等学校卒業後、やまと競艇学校(現ボートレーサー養成所)に入学。
篠崎選手の同期には、片岡雅裕選手、平田健之佑選手、守屋美穂選手、櫻本あゆみ選手などがいます。
やまと競艇学校時代にはリーグ戦勝率8.08(準優出7・優出6・第7戦、第8戦優勝・リーグ戦勝率1位)という驚異の成績を残し、卒業記念競走でも優勝を果たします。
そんなこともあって、篠崎選手はやまと競艇学校在学中から教官が口を揃えて「元志(篠崎仁志選手の兄)を超えるセンス」と絶賛するほど周囲の期待を集めていました。
しかしそんな期待の声や兄の元志選手の活躍ぶりとは裏腹に、篠崎選手は中々結果に繋がらない苦しい日々を過ごすことに…。
デビュー戦で転覆
篠崎仁志選手は2007年11月10日、福岡競艇場でデビュー。しかしながら結果は転覆失格。
その後2008年4月2日に念願の初勝利を挙げます。

やまと競艇学校卒業レース優勝者としてはかなり遅めの初勝利っす…!苦戦したんすね。
そして2010年2月23日、徳山競艇場で開催されたG1モーターボート大賞にてG1初出場を果たしました。
篠崎仁志選手の優勝成績
ここからは、篠崎仁志選手のこれまでの優勝成績について見ていきます。
SG優勝歴
・2020年5月31日 第47回ボートレースオールスター(住之江競艇場)
篠崎選手は、2020年5月31日に念願のSG初優勝を飾りました!
この優勝によって篠崎選手は兄弟でSG優勝を果たし、これは佐賀の松尾兄弟(泰宏・幸長)以来49年ぶりの快挙となります。
G1優勝歴
・2013年9月23日 G1第28回新鋭王座決定戦(桐生競艇場)
・2013年11月4日 G1福岡チャンピオンカップ開設60周年記念競走(福岡競艇場)
・2016年9月6日 G1ウェイキーカップ開設62周年記念(多摩川競艇場)
G2優勝歴
・2016年10月23日 G2唐津モーターボート大賞(唐津競艇場)
・2016年11月18日 G2モーターボート大賞(芦屋競艇場)
・2020年7月19日 G2尼崎モーターボート大賞~まくってちょ~うだい!(尼崎競艇場)
・2020年8月2日 ボートレース発祥地記念第24回モーターボート誕生祭(大村競艇場)
G3優勝歴
・2010年9月28日 G3 10新鋭リーグ第16戦(福岡競艇場)
・2011年9月15日 G3 11新鋭リーグ第15戦(福岡競艇場)
・2012年8月5日 G3第12回オロナミンCカップ競走(鳴門競艇場)
・2012年11月8日 G3 13新鋭リーグ戦第4戦(福岡競艇場)
・2013年6月26日 第42回飛龍賞競走新鋭リーグ第22戦G3東西新鋭対抗戦(住之江競艇場)
・2014年7月30日 G3第1回ウエスタンヤング競走(大村競艇場)
・2015年7月7日 G3第2回ウエスタンヤング競走(下関競艇場)
・2019年3月15日 G3第14回アサヒビールカップ(芦屋競艇場)
・2020年1月28日 第29回 JR四国ワープ杯競走(丸亀競艇場)
期別成績
出典:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/season?toban=4477
篠崎選手の期別成績を見ると、スタートタイミングが0.14とSGクラスの選手の中では少し早めで、勝率は8.31とかなり高い数字であることが分かります。
3連帯率も80%を超えているので篠崎選手が出走するレースでは、ほぼほぼ舟券に絡んでくると予想して置いた方が良さそうです。
篠崎仁志選手は兄弟で競艇選手
前述にもあるように、篠崎仁志選手の兄は同じく競艇選手として活躍している篠崎元志選手です。
兄である篠崎元志選手もSG優勝経験が2回あるトップクラスのレーサーで、兄弟揃って競艇界の最前線で活躍中。
そしてなんといっても篠崎兄弟は2人揃ってかなりのイケメン!
兄弟で活躍するボートレーサー達は「兄や弟はライバル」という意識を持っているというインタビューなどをよく目にしますが、篠崎兄弟の間にはそのような闘争心ありません。
篠崎仁志選手のSG初優勝の会見で「兄に対してライバル心があるのか?」と聞かれるも「確かに背中を追ってます。でも、負けたくないというのはない。ライバルではなく包んでくれるというか、そういう存在です」とハッキリ述べていて、兄の存在がリスペクトの対象であるということが分かります。

篠崎仁志選手はインタビューなどでたまに元志選手のことを「お兄ちゃん」と呼んでいてちょっとほっこりするっす
篠崎仁志選手の師匠とは?
篠崎仁志選手の師匠は、兄の篠崎元志選手と同じ「白水勝也選手」です。
また、ペラグループは「我勝手隊」に所属しています。
篠崎仁志選手のレース特徴
篠崎選手のレース特徴は、スタートタイミングの早さです。
また、進入隊形は基本的に枠なり進入で、どのコースからでも1着を狙える実力があります。
篠崎仁志選手の獲得賞金額
篠崎仁志選手の直近3年の獲得賞金額はこちら。
2018年 45,589,000円(54位)
2019年 50,859,000円(35位)
2020年 113,269,333円(5位)
2020年はSG優勝の影響もあって賞金額は1億円を超え、さらに2021年も3月28日時点では30,577,000円と石野貴之選手、丸野一樹選手に次ぐランキング3位に食い込んでいて、ここ最近の伸び具合が凄まじいです!
今年はどこまで賞金額が増えるか楽しみですね。
兄弟ともに応援したい!
兄の元志選手の背中を追いかけながらも、近年兄を追い越しつつある大躍進中の篠崎仁志選手!
イケメン兄弟で競艇界のトップ戦線を切磋琢磨していく様子はさながらドラマのようですらあります。
今後も兄弟で競艇界を盛り上げてくれる存在として、2人の活躍から目が離せません。
背中を追いかけたい兄がいるって素晴らしいっすよね