三国競艇の基本情報
三国競艇場は福井県坂井市三国町にある競艇場です。
北陸地方唯一の競艇場で有名です。冬になると、日本海気候の影響で雪景色を見ることができます。
三国競艇場のアクセスはえちぜん鉄道三国芦原線水居駅から徒歩17分、バスだと、5~8分で会場に着くことができます。冬場は特に寒いので防寒対策をしっかりして、競艇を楽しみましょう。
三国競艇の特徴
三国競艇場の特徴は以下が挙げられます。
・コース幅の広さは最大級
・まくりより差しが多い
・内側3コースが有利
・ダッシュが利き辛い
上図の通り1マークまでのコース幅が62メートルと極めて広いです。
これがどれくらい広いかを関東の競艇場で比較していきましょう。
まず、関東には、平和島、戸田、多摩川、江戸川、桐生の5会場があげることができます。これらの会場の解説も行っていますのでぜひ御覧下さい。
平和島から順にあげていくと、48m、50m、56m、58m、57mと差は明らかです。これにより、選手達はどのような影響を受けるのかと言うと、アウト寄りの選手が1マークまで遠くなり、展開が厳しくなりがちになります。
また、三国競艇場は1年を通して追い風でアウトコースの利点であるダッシュが意味を成さなくなります。それによりアウトコースが全力で握ってもまくることが出来ないのです。
逆にインコース3コースまでは外の壁が無くなる分、攻めやすくなります。
データ的に見ても、4~6コースの1着率が悪く、まくりの決着率が悪くなっています。
これらのことからまくりより差しが全体的に多くなるのです。
では、次になぜ1~3コースが有利になるか説明していきましょう。
まず根本的なところですが、1マークまでの幅が広いことは競艇をやるに至って不利になります。しかし三国競艇場みたいに1マークまでの水域自体が広い場合1~3号艇が、有利になってしまいます。
理由は、水面幅が異常に広い上、風が追い風になるときが多いので、アウトが捲くる前に逃げることが出来るからです。このことから、三国競艇で船券を買うなら、是非インコース中心に組み立て、少ない投資で確実に当てにいく買い方をオススメします。
コース別決まり手
1コース
1着率は51%と平均くらいの数値ですが、丘の上にある三国競艇は風の影響力が高く、1年を通してインコースが強いことが揺るがない会場となっています。
2コース
2コースの最大の特徴は圧倒的な連対率を出しているところです。三国競艇は2号艇が強いと断言されているくらい信頼性があります。その理由は、1年通して吹く追い風が助けとなり、差しが62%と高い数値を出しています。
なので、三国競艇で勝つ上で2コースの展開読みは重要です。個人的には1コースより2コースの方が予想を組み立てる上で大事だと思っています。
3コース
個人的にですが、三国競艇場の3コースはとても予想がしづらいです。
理由としては、1,2コースが有利すぎるせいで、仮に3コースに上手い選手が来たとしても、1,2コースの勝率が高いことは揺るがないため信頼性にかけてしまいます。しかし、1,2号艇が流されると3コースが差せるので展開が一気に変わりますので、3コースまでの展開を常に頭に入れておくことといいと思います。
4コース
4コースは比較的ましですが、他の会場と比べると1着率と2着率が低いのと、3着率が高くなっているところがキーポイントです。
3着率が高い原因は、スタート展開で3コースが遅れ、4コースがそのまま差すことが出来るからです。しかし、コース幅が広い関係上インコースが有利すぎるので、1着率と2着率があまり上がらないのです。
5,6コース
5コース、6コースは不利の一言しかでません。上図を見れば一目瞭然ですが、逆連対率の高さが極めて高くなっています。やはり他会場と比べて、ダッシュが利かないのと、コース幅が広すぎて、アウトの良さを生かしきれないのが原因となっています。
5,6コースが連対するイコール高配当が見込まれますが、ほぼないのでオススメはしません。
モーター傾向と交換時期
三国のモーター交換時期は4月になっています。最初の2~3ヶ月は風等の影響でモーター精度が良くなくてもインコースであれば連対率が上がります。
見えてくるのは、大体9月あたりで、その時のモーター勝率が高い船は要チェックです。インコースならさらに信頼性が上がります。
まとめ
・コース幅の広さは最大級
・1年を通して追い風
・1~3コースの連対率が高い
・4~6コースの連対率が悪い
・ダッシュが利かない
この5つのまとめから、三国競艇場は荒れない競艇場です。それ故オッズも低くなり、低投資で確実に当てることが大事になります。あまり多く買ってもトリガミになりますので注意が必要です。
そういう意味では三国競艇で勝つのは難しいかもしれません。
皆さんも三国の船券を買うときは慎重に選び、ひとつもこぼさないという意識でいきましょう。