菊池浩平選手の基本情報

①名前:菊池孝平(きくちこうへい)
②生年月日:1978年 8月16日
③出身地:岩手県
④出身高校:岩手県立不来方(こずかた)高等学校
⑤階級:A1
⑥支部:静岡
⑦登録期:第82期
過去の成績
菊池孝平選手は1997年に岩手大学を推薦で合格していたが平行で受けていたが、競艇選手募集試験に受かり大学を辞退し、静岡にある本栖研修所で競艇選手になるための勉強をし、翌年に卒業しました。それでは、菊池選手の経歴を簡単に紹介していきましょう。
・デビュー戦:1998年5月8日浜名湖競艇場で「一般競走」2Rで5着
・初勝利:1998年5月9日一般戦で初勝利
・初優勝:2001年5月8日琵琶湖競艇場「一般戦」
・初G1優勝:2004年7月13日常滑競艇場「マーメイドグランプリ」
・初SG優勝:2005年9月4日若松競艇場「モーターボート記念競走」
数ある成績の中から、菊池選手の初タイトルを紹介しました。初優勝は少し時間がかかりましたが、SG優勝をしてからは数々のタイトルを獲得しています。静岡支部同期の坪井選手、横澤選手と並び「静岡三羽ガラス」と称されているのも有名な話です。それだけ実力のある選手なので、もし遊びに来た際に出場していたらチェックが必要です。

上図は、菊池選手の6か月間で残した成績を図で表したものです。驚くべき点は平均スタートタイムです。タイムは0.11秒で、これがどのくらいすごいのかというと、スタートタイムが0.17でスタートしたら、その選手はものすごく優秀です。しかし菊池選手を前にした瞬間、その成績は微妙となります。それくらい大きな差があるのです。
コース別成績
菊池選手のコース別成績をまとめました。もし競艇をやる際に出場していたら参考にしていただければ幸いです。
1コースの場合
・1コースの3連対確率は96.8%(1着70%、2着20%、3着6.8%)
・1コースのスタートタイム0.11秒
とにかくスタートが上手い選手なので1コースでの1着率はずば抜けています。1コースになったらほぼほぼ連対には絡むと思われますので、出場していたらスタートタイムや直線タイムを気にして調子をうかがった方がいいでしょう。
2コースの場合
・2コースの3連対確率70%(1着5%、2着45%、3着20%)
・2コースのスタートタイム0.11秒
2コースでは、1コースほどの連対確率ではありませんが高い数値をのこしています。しかし、2コースになると1着率がすごく低くなります。理由はスタート上手い選手なのは間違いないのですが、ターンの技術は他の選手と大差がないので、スタートをミスした時や風などに流された時に対処しきれなくて差しきれないという展開が多いです。それでも、2着率は高いので軽視するのは禁物です。
3コースの場合
・3コースの3連対率60.7%(1着率15%、2着率25%、3着率20.7%)
・3コースのスタートタイム0.11秒
3コースでは、バランスよく1着~3着をとれていますし、他の選手と比べたら3コースの3連対率はトップクラスです。私自身、菊池選手が3コースだった時は必ず紐でいれますし、調子次第ではアタマに固定するときもあるくらいです。スタートのミスの少なさと冷静な判断力が、安定力に繋がっているのではと私は思います。
4コースの場合
・4コースの3連対率51.6%(1着率6.6%、2着率15%、3着率30%)
・スタートタイム0.11秒
4コースになると、菊池選手と言えど連対率下がっていきます。しかし、トータルで50%超えるので、他の選手と比べるとやはり高いです。風などの条件次第ではありますが、4コースまでは視野に入れた方がいいと思います。
5,6コースの場合
・5コースの3連対率48.3%(1着率6%、2着率12.3%、3着率30%)
・6コースの3連対率33.3%(1着率16%、3着率17.3%)
・スタートタイム0.12秒
5コースと6コースは他のコースと比べて勝率が高くないのが現状です。スタートタイムも1~4コースと比べて0.1秒遅くなるので、ダッシュからのスタートだと攻めていかない傾向が見られます。スタートをロスした場合、出番が無くなる展開がほとんどなので、スタートタイムと直線タイム次第では買ってみるみたいな形がいいと思われます。
得意な決まり手
菊池選手はスタートの良さを生かして1コースで逃げ勝っていく姿を想像する方は多いと思いますが、まくりの方が圧倒的に多いです。理由としてはスタートが格段にいい分、1コースをスタートで飲み込むことができてそのまままくることができるからです。実力者が集まるSG優勝戦では、逃げの1コースより3、4コースでのまくりのほうが勝率が高いです。
まとめ
今回菊池孝平選手を調べてみました。調べてみて以下が挙げられます
・スタートの良さは全国トップクラス
・スタートミスが少ない
・1~4コースでの連対率が高い
・積極的なレースを好む速攻派
・競艇界を代表するトップ選手
以上の5点が挙げられます。有名な選手なのでこれから先、多くの大会に出場すると思われます。遊びに行った会場で菊池選手が出場していたら、ぜひ参考にして頂きたいです。