スタートが得意な磯部誠選手
磯部選手は、スタートの平均タイミングが0.13と他の選手に比べても速いスタートタイミングを誇り、スタートで出遅れるという事がほぼありません。
このスタートを武器に、昨年ボートレース浜名湖で開催された「中日新聞東海本社杯」(令和2年4月25日~29日)では、初日から全て1着(節間9連勝)で、自身初となる完全優勝を達成しました。
そんな磯部選手の優勝戦績や獲得賞金額などを見ていきましょう。
磯部誠選手のプロフィール
- 名前:磯部 誠
- 生年月日:1990年9月8日
- 出身地:愛知県
- 階級:A1級
- 支部:愛知支部
- 登録期:105期
- 登録番号:4586
- 身長:172cm
- 体重:54kg
磯部選手は、やまと競艇学校(現・ボートレース育成所)では、リーグ戦勝率7.03(準優出7 優出5 第3戦・第8戦優勝)という見事な成績を残し、卒業記念競走に優出(結果は2着)しました。
磯部選手のデビュー戦は、2019年11月6日に常滑競艇場で行われた「テレポートカップ」の初日2R。
結果は5着でした。
しかし、翌年2010年4月29日に平和島競艇場で行われた「第56回報知杯」最終日3Rで、アウトから見事な差しを決めてデビュー後初勝利を飾りました。
その後、2012年1月24日に芦屋競艇場で行われた「共同通信社杯 第26回新鋭王座決定戦」でG1戦初出走し、同節2日目の3Rで4コースから見事なまくりを決めてG1初勝利を飾った磯部選手。
2017年には三国競艇場での勝利で通算500勝を達成しました。
そして、2020年浜名湖競艇場で開催された「中日新聞東海本社杯」では、初日から全て1着を取り、見事自身初となる完全優勝を達成しました。
磯部誠選手の優勝実績
それでは、磯部選手のこれまでの優勝戦績を見てみましょう。
SG優勝歴
磯部選手は、実はまだSG戦で優勝した経験がありません。
優出もゼロなので、今後の活躍に期待しましょう。
勝率:7.01
1着率:15.1%
2連対率:29.4%
3連対率:49.1%
G1優勝歴
磯部選手がG1で優勝したのは1回になります。
- 2020年 9月22日 第7回ヤングダービー(びわこ競艇場)
勝率:6.39
1着率:21.3%
2連対率:38.3%
3連対率:53.4%
G2優勝歴
磯部選手のG2での優勝回数は1回。
- 2019年 9月8日 荒海巧者vs広海巧者 海賊王決定戦 MB大賞(浜名湖競艇場)
勝率:6.19
1着率:17.8%
2連対率:36.9%
3連対率:49.3%
G3優勝歴
磯部選手がG3で優勝したのは1回です。
- 2013年 2月20日 新鋭リーグ第10戦 G3蒲郡スピード王座決定戦(蒲郡競艇場)
勝率:6.06
1着率:27.5%
2連対率:44.2%
3連対率:60.0%
期別成績
それでは磯部誠選手の期別成績を見ていきましょう。
集計期間は、2020/05/01-2020/10/31です。
磯部誠選手のレース特徴
磯部選手のレースとの特徴を一言でいうと「安定感」です。
スタートのタイミングや旋回能力、着順や枠番の平均など全てのバランスが良く、着実なレース運びで最近は賞金ランキングへランクインしたり優勝戦線にも食い込んできています。
そんな安定感が武器の磯部選手ですが、スタートのタイミングは平均0.11~0.16と比較的早いタイミングで、スタートの時点で他の選手に遅れを取るようなことはありません。
進入は基本的に枠なり進入で、インコースに寄れば寄るほど強さを発揮する磯部選手。
優勝回数で見てみると、蒲郡競艇場を得意としているようです。
磯部誠選手の師匠は?
磯部誠選手の師匠は、池田浩二選手です。
池田選手は、愛知支部所属でキャッチフレーズは「ブルーインパルス」。
現在の競艇では必須のテクニック「モンキーターン」ですが、池田選手はそれをさらに発展させた「ウィリーモンキー」というハイレベルのターン技術を武器に快進撃を続けています。
「絶対王者」松井繁選手に次ぐSG優勝回数を誇る池田選手。
G1では12回、SGでは9回優勝を飾っています。
中でも2011年は、オールスター・笹川賞、ダービー・全日本選手権、グランプリ・賞金王と圧巻の活躍を見せ、文句無しでこの年のMVPを獲得しました。
磯部誠選手の獲得賞金額
磯部選手は、これまでどれぐらいの賞金を稼いできたのでしょうか?
2020年の獲得賞金ランキング(~2020/12/31終了時)では、23位に入っています。
獲得賞金額は、66,105,000 円。
磯部選手は、まだG1はSGでの優勝経験がなくその辺りに食い込んでこれれば、今後ますます獲得賞金額のランキングは上に行けるでしょう。
イケメンレーサー応援しよう
競艇選手の中では比較的大柄な172センチで、キリッとした顔立ちの磯部選手。
SG,G1では優勝経験がないものの、2020年に浜名湖競艇場で行われた「中日新聞東海本社杯」では、初日から全て1着という完全優勝を達成しています。
この日から「絶好調男」と呼ばれている磯部選手。
この調子で行けば、SG,G1での優勝もそう遠くない将来に実現しそうですね。