深川選手の基本情報

①名前:深川 真二(フカガワ シンジ)
②生年月日:1974年6月6日
③出身地:佐賀県
④階級:A1
⑤支部:佐賀
⑥登録期:第71期
過去の成績
深川選手の成り立ちをデビュー戦から追っていきましょう。
デビュー戦
1992年11月に唐津競艇場にてデビュー。デビュー戦は6着でした。
初優勝
1996年4月、丸亀競艇場の一般戦で初優出初優勝を飾ります。
初G1優勝
2009年6月9日に唐津競艇場にて開催された
「G1モーターボート大賞」
にて初G1初優勝を飾りました。この時の決まり手は1号艇からのイン逃げでした。
初SG優勝
2017年10月29日に平和島競艇場にて開催された
「SG第64回ボートレースダービー」
にてSG初優勝。この時の深川選手は、6コース発走ながら2コースまで前付けをし、1号艇の魚谷選手を差し切っての優勝でした。
コース別成績
以下の画像が深川選手のコース別成績になっています。

1コースでの成績
・3連帯率87.1%
・平均STタイミング0.17
深川選手の1コースからの3連対率は9割弱と非常に高い数値となっております。不安要素をあげると、スタートがあまりよくないのでダッシュ勢、特に角位置の4コースの位置にスタートの早あい選手がいた場合は、格下の選手であっても注意が必要かもしれません。
2コースでの成績
・3連帯率72.1%
・平均STタイミング0.17
深川選手は2コースからの1着率が32%と非常に高いです。これは6コースや5コースからの出走の際にも前付けで2コースに付けとた時の技術が長けているからだと思います。インから走る選手が深い進入に慣れていないと、深川選手の技術で1着をもぎ取りににいくからだと考えます。
3コースでの成績
・3連帯率67.7%
・平均STタイミング0.16
3コースまでだとあまり前付けは目立ちません。他の艇が前付けした時に3コースより外から走ることもありますが、基本的にスロー勢(1コース〜3コース)にいる時は、そのままの出走となることが多いようです。
4コースでの成績
・3連帯率58.1%
・平均STタイミング0.16
深川選手は4コースから前付けに動く回数が格段に上がります。ざっくり計算すると、4コース発走の2回に1回は4コースよりも内側のコースからの発走となっています。深川選手はダッシュ勢からのスタートを極端に嫌っているようです。平均スタートタイムは決して早いとは言えませんが、スタート行った時はゴリゴリ絞っていく選手なので、インの選手が飛ぶなど大波乱を演出することもしばしば見られます。
5コースでの成績
・3連帯率50.8%
・平均STタイミング0.15
5コースまで来るとほとんどのレースで前付けを行っています。出走回数780回に対し、5コースからの発走はわずか183回!残りの600回近くは1〜4コースまで前付けをしています。特に2コースからの発走が274回と一番多いですが、次点で3コースその次に4コース稀に1コースまで取り切ることもあるようです。
6コースでの成績
・3連帯率40.1%
・平均STタイミング0.15
6コースから発走する際も5コース同様前付けに動くことが多いです。出走回数755回に対しそのまま6コースから走った回数は121回なので、6コースからの発走の際も5コース同様深川選手の前付けが起こることを考えて舟券を購入した方が良さそうです。6コースからの方が1コースまで取り切ることが5コース時と比べても多いので、波乱が起こることも視野に入れた方が良さそうです。
深川選手の特徴
深川選手はとても前付けをする選手です。どのコースから発走した際も、1つでも内側に入ろうとかなりきつい前付けをしてきます。枠番別進入コースを見てみても、6コースからの発走755回に対して、6コースからスタートした回数はわずか121回!1コースからの発走は84回と、特に6コースからの発走になった際は前付けに動くことがかなり多いです。深インになってでもインを取りに行く傾向の選手なので、進入が変わってダッシュの位置にいる選手のまくりがよく決まる傾向にあります。しかし、前付けに慣れているからかまくられても残す技術が非常に高いので、舟券には絡めることをおすすめします。
まとめ
・前付けが非常に多い
・スタートはあまり早くない
・深川選手の出走するレースでは、角の位置からのまくりがよく見られる
上記3点は押さえておきたいところです。
深川選手はG1、SGタイトルも獲得しており、大きい開催のレースでも見かけることの多い選手の一人です。「深イン真二」と呼ばれるほどの前付けなので、深川選手の出走するレースでは展示の進入から見ものです。