競艇で勝率がアップする予想の仕方のコツ

【競艇/ボートレース】予想の仕方のコツは? 初心者でも舟券勝率アップの方法

競艇で的中する予想の仕方とは

競艇に八百長が存在しない限り、必ず的中させる方法はありません。

ただ、だからといってむやみやたらに予想していては舟券代の無駄。

舟券を的中させるには、ある程度的中しやすくなる予想の仕方を学んでおく必要があります。

 

絶対的方法はないものの、ここでは競艇歴10年超である私、舟川船一郎が思う舟券の予想の仕方をご紹介。

 

選手やモーター、競艇場のどのような部分をチェックすればいいのか。

レースによって予想はどのように使い分ければいいのか。

 

初心者さんにもわかりやすいようなるべくかみ砕いてご説明します。

これからバンバン舟券を的中させていきたい方、必見ですよ!

 

競艇の予想に必要な要素

まず、競艇の予想に必要な要素から整理していきましょう。

競艇でレース展開を予想する際に必要な要素は主に3つ。

・選手(ボートレーサー)

・モーター

・競艇場

これらの特徴をうまくつかむことで、予想の精度をグッと上げることが可能です。

ではこれら3つの要素を1つずつ詳しくご説明いたします。

 

選手(レーサー)から予想する

競艇選手から予想する

 

まずは選手(レーサー)から。

競艇で予想をする際に最も重要と言っても過言ではないでしょう。

では選手のどういった部分を見れば良いのでしょうか。

 

A1級の選手は最強

まず見て欲しいのは選手の階級。

競艇選手は勝率によって「A1」「A2」「B1」「B2」の4つの階級に分けられます。

 

競艇選手のグレードとは

出典:https://www.boatrace.jp/

 

階級ごとの条件は画像の通り。

毎年1月と7月に、この条件に沿って更新されます。

 

SGのレースではA1レーサーばかりのレースとなりますが、一般戦などになると出場するレーサーの階級は様々。

A1~B2の選手が混在するとなると、必然的にA1の選手が勝ちやすくなるのです。

選手によっては勝率が7.00を超えることもしばしば。

A1階級の選手が出場している時は、舟券に絡んでくることを考えておいた方が良いでしょう。

 

全国勝率・当地勝率を見よ

先ほど「勝率」と記載させていただきましたが、競艇でいう勝率は「全国勝率」と「当地勝率」の2種類があります。

全国勝率とは、全国各地で行われているレースでの成績。

そして当地勝率は、そのレース場で行われたレースでの成績を計算したものとなります。

 

一般的に勝率というと全国勝率を指すことが多いのですが、当地勝率も重要

特に走りにくい競艇場でのレースとなると、当地勝率の高い選手に注目した方が良い場合もあります。

競艇場に関しては後述していきますので、そちらもチェックしてみてください。

 

とはいえまず見ておきたいのは全国勝率。

勝率が高ければ高いほど舟券に絡んでくる確率が上がるので、しっかり把握しておきましょう。

 

スタートは?フライング・出遅れは?

次にチェックしていきたいのが選手のスタートについてです。

見るべきは出走表の「平均ST」という項目。「平均スタートタイミング」の略ですね。

競艇選手にとってスタートのタイミングはかなり重要。

大時計が0秒を示した後、なるべく早くスタートラインを通過することでレースを有利に展開することができるのです。

平均STに書かれている数値を見て、好スタートを切ることができる選手がいれば期待して良いでしょう。

 

ただ競艇選手にとって大きな痛手となるのが「フライング」と「出遅れ」。

大時計が0秒を示すより早くスタートすればフライング、1秒以上遅れれば出遅れとなり、欠場やその他罰則を食らうこととなってしまいます。

出走表の「F数」と書かれている部分がフライングの数、「L数」と書かれているのが出遅れの数です。

フライングや出遅れを一度でもしている選手はスタートがかなり慎重になる傾向にあるので、この欄に数字が書かれている場合は注意しましょう。

 

ちなみにフライングや出遅れで欠場となった艇の舟券はすべて払い戻しされるので、捨てないように気を付けてくださいね!

 

得意の決まり手から展開を読む

選手にはそれぞれ得意とする決まり手が存在します。

例えば阿波勝哉選手はまくりを得意とする選手。

1号艇であっても6コースに進入するというこだわりのアウト屋で、アウトからのまくりを見事に決めてくれます。

また、白井英治選手なんかは差しが得意な印象。

2~4コースに白井英治選手がいる場合は差しで勝ってくれることを期待してしまいます。

 

いろんなレースを見ていると、だんだんその選手の得意な決まり手が見えてくるもの。

艇国データバンクでは選手ごとのコース別決まり手を見ることもできるので、気になる方はレースを予想する前にチェックしておきましょう。

 

モーターから予想する

モーターから予想する

 

選手の特徴が掴めたら、次はモーターについてチェックする必要があります。

競艇ではモーターの威力がかなり重要。

どの選手がどのモーターを使うかは節の初めに抽選で決まるのですが、モーターの性能が良いとグンと成績が上がることもあるほどなんです。

では、モーターの性能を見るにはどうしたらいいのか、説明していきましょう。

 

2連率を見る

まず見ておきたいのが2連率(2連対率)という項目。出走表でチェックできます。

これは2着以内に入る確率のこと。選手、モーター、ボートのそれぞれに2連率があります。

 

2連率は1着、2着に入った回数÷出走回数で求められます。

つまり2連率が高いと、単純にそのモーターで1着、2着を取る確率が高いということになるのです。

 

モーターの2連率に左右され過ぎるのもよくありませんが、例えば2着を2人の選手で悩んだとき、2連率が高い方に賭けるといった買い方はおすすめできます。

どんなに強い選手でも、あまりにモーターの2連率が低いときは注意した方が良いでしょう。

 

選手の整備を確認

モーターの整備については、そのモーターを使う選手自身が行います。

「ピストン」「ピストンリング」「ギヤケース」「キャリアボデー」「キャブレター」「電気一式」「シリンダーケース」「クランクシャフト」「プロペラ」という9つの部品を交換することができ、選手はモーターの精度を見てこれらを整備していくのです。

 

選手が何を整備したかは、直前情報でチェックすることが可能。

部品をたくさん交換している場合はモーターがあまり好調でない可能性があるので要注意です。

少しの整備であれば、特に気にしなくてもよいでしょう。

ただ「シリンダーケース」「クランクシャフト」と呼ばれるものは基本的に交換することはありません。

これらを交換している場合はかなり調子が悪いということなので、注意したいところです。

 

モーター整備のうまさは選手の実力次第

あまりよくないモーターを引いたとしても、整備の腕が良ければ良い走りを見せてくれることもあります。

 

モーター交換時期は要注意

先ほどモーターの2連率を見ることについて触れましたが、実はこの2連率があてにならない時期があります。

それが、各競艇場に定められたモーターの交換時期です。

モーター交換は全国の競艇場にて入れ替えの時期が決まっています。

1年のうちに1度だけ、その時期にモーターを総入れ替えするのです。

 

モーター交換をしたてだと2連率が安定しておらず、あてになりません。

モーター交換から1~2カ月程度はモーターの勝率を当てにせず、その他の情報を頼りに舟券を購入するようにしましょう。

 

競艇場(ボートレース場)から予想する

競艇場の特徴から予想する

 

そして最後に見ておきたいのが競艇場(ボートレース場)の特徴。

全国24か所ある競艇場には、それぞれに特徴があります。

選手とモーターがまったく同じレースだったとしても、どこの競艇場でレースが行われるかによって、結果が変わることも考えられるのです。

では競艇場のどのようなポイントを掴んでおけばいいのか、チェックしてみましょう!

 

水質をチェック

まず気にしておきたいのが水質です。

競艇場の水質には「淡水」「海水」そしてそれぞれがまざった「汽水」があります。

 

淡水は塩分を含んでいない水のこと。河川や湖の近くにある競艇場だと淡水であることが多いでしょう。

淡水の特徴は硬いこと、そして浮力がないことです。

浮力がないと体重による影響が大きく出るので、体重の重い選手には注意をしましょう。

 

次に海水は、その名の通り海の水を使ったコースのこと。

塩分を含んでおり柔らかいため、浮力がつきます。

体重がある程度あったとしても、この浮力により走りやすくなるのです。

また海水は潮の干満があることから、スタートなどに影響があることも注意しておきましょう。

 

汽水はそれぞれが混ざっているため、浮力については中間といったところ。

ただ風向きが変わりやすい位置にあり、乗りにくい水面といわれています。

 

こうした特徴を掴んでおくと、予想に反映させることが可能です。

すべての競艇場の特徴を把握するのは最初は難しいと思うので、得意な競艇場を見つけておくと良いでしょう。

 

風やうねりなどコースの特性を読む

競艇場によっては強く風が吹く場所や、うねりが発生するところもあります。

うねりとは水面で発生する波のこと。選手はうねりがあると走りにくいのです。

うねりが発生しやすい競艇場では、予想外の展開が起こりうるので注意しましょう。

福岡競艇場やびわこ競艇場などではうねりが発生しやすいとされています。

 

また風についても、追い風か向かい風か、またその強さによって影響は変わってきます。

追い風であれば逃げや差し向かい風ならまくりが有利となるなど、風はレースに大きく影響してくるのです。

競艇場によって追い風がよく吹く季節などがあるので、それぞれチェックしておくと良いでしょう。

 

コースによっては地元選手が有利

特にコースの攻略が難しいとされる競艇場では、走り慣れている選手が有利になることもあります。

例えば江戸川競艇場は日本一と言われているほどの難水面。

潮や風の影響が大きく、かなり走りにくいとされているのです。

そのため地方から遠征してきた選手よりも、東京支部の走り慣れた選手が強い傾向にあります。

このように競艇場によっては地元選手かどうかをしっかり見極めることが重要なのです。

 

レースのグレードで予想を使い分ける

ここまで選手、モーター、競艇場という予想に必要な要素を解説してきました。

最後にご紹介するのはおまけ程度になるのですが、レースのグレードによって予想を使い分けるという考え方です。

基本的にはこれまでご紹介した部分を意識すれば大丈夫なのですが、グレードレースでは少し傾向が変わることも。

その辺を少しご紹介させていただきます。

 

SG・G1で予想する方法

SGに出場するのはA1選手ばかり

そうなると勝率は全員が高く、予想はかなり難しくなってきます。

ただ、競艇は1コースが最も強いというセオリーは変わりません。

1号艇1コースに入る選手もSGに出る実力者ですので、逃げを決めてくれる確率が高いのです。

SGでは1コース1着を基本として組み立てるのがおすすめだといえるでしょう。

G1レースについても同じようなことが言えます。

 

一般戦で予想する方法

SGやG1といったグレードレースに比べ、一般戦には様々なグレードの選手がエントリーしています。

その分選手の実力差がはっきりしているので、予想しやすいレースが出てくるのです。

もちろんレースの中には選手の実力、モーターの実力が拮抗していて難しいものも。

最初のうちは予想しにくいレースは捨て、自信があるものにだけ軍資金を投入するといったやり方をおすすめします。

特に一般戦は1日にかなりの数が行われているため、吟味することが必要です。

 

的中しやすい予想の仕方まとめ

舟川が考える競艇で的中しやすい予想の仕方、お判りいただけましたでしょうか。

まず考えるべきは「選手(レーサー)」「モーター」「競艇場(ボートレース場)」の3点。

それぞれの特徴をつかんだ上で予想を組み立てていくことが重要です。

その上でレースのグレードも鑑み、的中しやすい予想を作っていきましょう。

 

どうしても予想を組み立てるのが難しい場合は、競艇予想サイトの無料予想を使うことをおすすめしています。

私のおすすめサイトでは無料予想でもかなり細かく見解が書かれており、予想の勉強をするにはもってこいです。

まだ使ったことがない方は、ぜひ利用してみてくださいね。

 

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