基本情報
琵琶湖競艇場は滋賀県大津市茶が崎に位置する競艇場である。
アクセス方法はJR古湖線 大津京都駅徒歩13分又は無料バス5分
JR琵琶湖線 大津駅から無料バス7分
京阪石山坂本線 大津市役所駅前から徒歩10分
琵琶湖競艇場は全国24競艇場の中で2番目に公認コースとなった競艇場である。(1952年)最大の特徴は琵琶湖利用している自然を利用した競艇場となっている。
また琵琶湖競艇場はインコースの勝率が低く荒れやすい、特徴をつかまないと予想が難しい競艇場である。
競走(G1)は8月に「琵琶湖大賞」が開催されている。4月には「秩父宮妃記念杯」 正月には「新春滋賀県知事杯争奪戦競走」、ゴールデンウィークはマスコットキャラクターにちなんで「ビナちゃんカップ」、お盆には「びわこカップ」などが行われている。
琵琶湖競艇場の水面、風の特徴
琵琶湖の水質は淡水であり、海抜86メートルもあるため気圧が低くモーターの出足が遅れがちである。
また春先には雪解け水により水位が上昇したり、沖からの強い逆風が吹くため水面が荒れやすいとされています。その為ターンが流れやすく内が差されやすい傾向となっている。
ですが常に荒れている舟券だけ買えばいいというわけではありません。天気が良く、波風がないコンディションの場合はスピード決着の競艇場へと変わります。前半のうちにその日のコンディションを理解して買い目を考える必要がありそうです。

コース別決まり手
コース別成績を確認してみよう。

上記の表を見ていただけると分かるように1コースはインコース有利と言われる競艇の中で勝率が42%しかありません。水位が高いことに加えてうねりが入り込み、1マークのターンが難しくなります。その為1コースはターンにならず2コース、3コース、に差されやすくなっており人気であるインコースが飛びやすいので高配当が生まれやすいと言えます。またインが有利と言われる競艇の中で3コースが2コースと遜色のない成績であることも注目すべき点でもありますね。
また外側のコースの成績を確認してみると他の競艇場に比べ5コース、6コースが舟券に絡んでいることがわかります。その為琵琶湖競艇場は非常に荒れやすく高配当が狙える競艇場と言えるでしょう。
しかしインコースが弱いとはデータにありますが軽視は禁物です。最終日にはインコース逃げが頻繁に決まるなどの場合もあります。そのことも頭の片隅には入れておいて下さい。
モーターについて
琵琶湖競艇場のモーター、ボートの交換時期は6月となっている。
その為、使用回数の少ない6月~9月頃までは「モーター勝率」の良いモーターが「高性能モーター」とは限らない。逆に、「モーター勝率」の低いモーターでも、実は「高性能モーター」であることもあるので、天候に加えてこの時期は展示を良く見る必要がある。また琵琶湖は中間整備の効果がとても大きいことでも有名です。中間整備によりこれまで不調であったモーターがいきなりエース級のモーターに変わったなどの話もあります。
まとめ
琵琶湖競艇場のデータを見てみる。
・インコースが負けやすく高配当が出やすい。
・風の影響を非常に受けやすい。
・琵琶湖には観光船ミシガンという遊覧船が出ているため水面が揺れやすいので風天候以外にも注意が必要。
・場内には売店「ボートモンキー」展望レストラン「ボートパパ」「ボートクイーン」など眺めが良いレストランがある。
そのことから琵琶湖競艇場は初心者向けではなく中級者~上級者向けの競艇場と言えるだろう。初心者が行く場合は観光や場内の雰囲気を楽しみながら行くのが良さそうである。
また舟券を購入する際はその日の状況をよく判断し、中穴~高配当へと流してみると面白いのかもしれない。