競艇/ボートレース界で日本最速の馬場貴也選手
2012年1月26日に地元のびわこ競艇場での優勝戦で1分42秒2を記録し、日本レコードを更新!ボートレース界最速の記録を保持している馬場貴也選手。
2018年には最年少で滋賀支部長に就任したことも話題になりましたよね。
今回は、そんな馬場選手の「優勝歴」「レース特徴」「師匠や弟子」などについてご紹介していきます!
馬場貴也選手のプロフィール
出典:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/profile?toban=4262
名前:馬場 貴也(ばば よしや)
生年月日:1984年3月26日
出身地:京都府
階級:A1
支部:滋賀
登録期:第93期
登録番号:4262
身長:167cm
体重:55kg
馬場貴也選手は京都府京都市出身で、滋賀支部に所属するA1級レーサーです。
ボートレーサーになったきっかけは、ご両親の助言だったそうです。
元々はカーレーサーになりたかったそうなのですが、夢を諦めたときにご両親が勧めてくれたのがボートレーサー。
その後、高校一年生の時にびわこ競艇場で初めてボートレースを見た瞬間にボートレーサーになろうと思ったそうです。
馬場選手の同期は「岡祐臣選手」「長田頼宗選手」「浩司選手選手」など。
馬場貴也選手のレース成績
馬場選手のデビューは2003年11月15日、三国競艇場で行われた一般戦の3R。
約半年後の2004年3月14日に地元びわこ競艇場で初勝利を挙げます。
2006年2月15日には桐生競艇場で初優出し、2007年5月2日にびわこ競艇場で開催された「第8回ビナちゃんカップ」で初優勝を飾りました。
SG優勝歴
・2018年11月25日 第21回チャレンジカップ(芦屋競艇場)
・2019年12月22日 第34回グランプリ/グランプリS – シリーズ戦(住之江競艇場)
馬場選手のSG初出走は2012年8月21日に桐生競艇場で開催されたSG第58回モーターボート記念にて。
そして、2018年11月25日にSG初優出ながら、念願のSG初優勝を飾りました。
G1優勝歴
・2020年8月4日 開設68周年記念 G1びわこ大賞(びわこ競艇場)
・2021年2月12日 第64回近畿地区選手権競走(三国競艇場)
G2優勝歴
なし
G3優勝歴
・2008年9月16日 G3第21回瀬戸の若鷲決定戦(児島競艇場)
期別成績
出典:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/racersearch/profile?toban=4262
馬場選手の期別成績を見ると勝率が7.70と高めの数字であることが分かります。
平均スタートタイミングは0.15とSGクラスの選手の中だと少し遅めのタイミングです。
馬場貴也選手のレース特徴
馬場選手のレーススタイルでなんといっても特徴的なのが、日本最速レコードを実現したスピードターン技術「ウィリーモンキー」。
「ウィリーモンキー」は、「モンキーターン」の進化系とも言われるターンで、ターンの中盤から後半に艇先を持ち上げることで水の抵抗を最小限に抑えてターンスピードを落としにくくする技術です。
このウィリーモンキーはかなり難しいターンと言われていて、先駆者である池田浩二選手や、 茅原悠紀選手など限られた選手のみが使いこなす高度な技です。
同じ滋賀支部の守田選手が馬場選手のウィリーモンキーをYouTubeにあげていたので是非見てみてください。
日本最速レコードを保持
馬場選手が初めて日本レコードを更新したのは、2010年11月津競艇場にて1分42秒6というタイムでした。
その後2012年1月には地元であるびわこ競艇場にて1分42秒2というタイムを叩き出し、なんと自身の持つ最速記録を塗り替え、現在も日本最速記録を保持しています。
馬場選手はタイムが出る条件として「気温が低い、気圧が高い、水面が良いこと、淡水」ということを挙げていました。
タイムアタックを始めたのは、アピールポイントを作ってお客さんに認知してもらい、オールスターに出場したいという思いがあったそうなのですが、結局それだけではオールスターには出場できず、厳しさを痛感したそうです。

馬場貴也選手の師匠や弟子は?
馬場選手の師匠の情報は探してみたのですが、出てきませんでした。
弟子は同じ滋賀支部の木村仁紀選手です。
木村選手は馬場貴也選手と同じ京都府立東稜高等学校出身で高校の後輩でもあります。
2019年の獲得賞金額は1億超え
馬場選手の直近5年間の獲得賞金額は下記の通りです。
・2016年 ランキング外
・2017年 ランキング外
・2018年 ¥84,006,000 (10位)
・2019年 ¥102,847,932 (9位)
・2020年 ¥66,022,500 (24位)
2017年まではなかなか伸び悩んでいた馬場選手ですが、2019年のは獲得賞金額は1億円超え!
その後2020年は中々勢いが出ず苦戦していましたが、2021年はというと2021年1月1日から2021年3月28日時点で¥24,255,000で5位と好調な滑り出し。
この後どのような展開になるのか、要チェックですね。
レコード保持者として今後の活躍にも期待大!
ここ数年は獲得賞金ランキングの上位に食い込むなど、近年益々実力を伸ばしている馬場選手。
2021年もSGやG1などへの出場が決まっているので、ここからどんどん記念レースでの結果を残していってくれるのではないかと期待が高まります!
今後も日本最速のスピードターンを武器に、トップレーサーとしての活躍に期待大です。
最速=強いという結果にならないところが競艇の奥深さっすね・・・