ボートレースは何のためにやっているのか

大村競艇場を完全攻略!データから紐解く大村競艇の攻略法

大村競艇場の基本情報

大村競艇場は長崎県大村市にある日本最西端に位置する競艇場です。

1952年に開場され、国内で初めて競艇競争が行われた事から「競艇発祥の地」としても有名です。

最寄り駅はJR大村駅。大村駅から無料タクシーが運行されています。

また長崎空港から車で15分程で到着でき、長崎空港着の航空券・空港から競艇場までのタクシー領収書・3000円以上の確定前舟券を全て提示できればタクシー料金のキャッシュバックを受けられるサービスもあります。

大村競艇場のすぐ横には外向前売発売所「ブルードラゴン」が設置されています。

 

水面情報

大村水面図
引用元  http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=24

上記画像が大村競艇場の水面図になります。

競争水面は海水

コース幅が狭く、1マークターンの時の振りも必然的に小さくなるためイン逃げが決まりやすい水面となっています。

また大村湾に面していて海水を使用していることから、水面の満ち引きが起こります。干潮時は乗りやすい水面となっていますが、満潮時は水面にうねりが生じます。あまり成績に直結するほどの大きな影響はありませんが、海水を使用しているコースが苦手な選手がいたら少し評価を落としてもいいでしょう。

水面のうねりで一番影響が大きいのが2マークでのターン時です。回り足が良いモーターでないと回りにくく外に膨らんでしまうことがあります。周回展示で外に膨れてしまっていたり、艇がバタついてしまっていたりしている選手には注意をしましょう。

風についてです。大村湾から吹き込んでくる風は風向きが変わりやすくあまり安定していません。風が不安定なことからスタートが難しくダッシュ勢には不利な傾向があり、インコースに有利な傾向でもあります。

ただしナイター開催に伴い防風ネットが追加設置されており、水面が大きく荒れるような強風はあまりありません。

コース別成績

大村コース別成績
引用元  http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=24

上記画像が大村競艇のコース別成績となっています。

大村競艇と言えばインが圧倒的に強いことが一番の特徴でしょう。全国で一番1コースが強い競艇場です。上記画像の期間では1着63.6%、連帯率79.7%、3連帯率88.4%と圧倒的な数値を叩き出しています。

競艇場施行者がキャッチコピーとして「大村のインで勝負」と謳っているくらいインは強いです。1日全てのレースで1コースが1着だった日もあるくらいです。大村競艇の舟券を購入する際は素直に1コースから購入しましょう。

2.3号艇もそこまで悪い数値ではありません。

それ故にアウト勢はかなり苦戦を強いられています。よほどのことがない限りはアウト勢頭の舟券を買うことはオススメできません。

舟券を予想する際は素直に1号艇を頭固定してから予想をしてみるのも良いかもしれません。ただしインコースが強い事が有名である為、1号艇頭の舟券はどうしても配当妙味はありません。

もし1号艇に不安要素がある選手がいたら2、3着付けにしてみてもいいかもしれません。

また、番組構成もインコース有利の原因の一つになっています。特に中盤以降のレースはインコースの勝率が上昇します。5~7Rは企画番組となっており1号艇にA級選手が配置されインの勝率は70%近い数値をたたき出しています。8R以降も75%強の数値が出ていて信頼度は抜群です。

モーター情報

大村競艇のモーター交換時期は3月
その為、使用回数の少ない3月〜5月頃までは「モーター勝率」の良いモーターが「高性能モーター」とは限りません。逆に、「モーター勝率」の低いモーターでも、実は「高性能モーター」であることもあるので、この時期には展示を良く見て、伸び/出足/乗りやすさが良さそうだった選手から舟券を購入することで、思わぬ高配当を的中させられるでしょう。

2012年からの持ちペラ制度廃止、さらに出力低減モーターが導入されており、ダッシュが効きづらくなったこともあり、さらに「イン天国」が進んでいます。

まとめ

大村競艇についてまとめてみました。

初心者や本命党の方はインコースが強いが故に多く舟券が的中できるかもしれませんが、穴党の方にはあまり面白味のない競艇場と言えるかもしれません。

競艇発祥の地で皆様も舟券的中を目指しましょう!

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