鳴門競艇場を完全攻略!データから紐解く鳴門競艇の攻略法

鳴門競艇場の基本情報

1住所

徳島県鳴門市撫養町大桑島字湾岸浜48-1

2交通アクセス

・無料送迎バス(鳴門駅からで開催日のみ運行)

・飛行機(徳島阿波おどり空港から車で17分)

・高速バス(徳島バスかJR四国バス。停留所は高速鳴門で徒歩3分)

鳴門競艇場の特徴

鳴門競艇場の特徴は以下の3つが挙げられます。順に説明していきましょう。

①鳴門の水質

②インコースが弱い

③鳴門の花道

鳴門の水質

1マークの幅が45mと狭く2~4コースが差しやすいコースとなっています。また、水質は海水で鳴門海峡に面していますが防波堤に包まれてるので流れは少ない競艇場になっています。先ほど2~4コースが差しやすいと述べましたが、あくまでもコース水面図を見ての結論であり、鳴門競艇場はその時の風、潮の動き、選手といったありとあらゆる条件によってすべてのコースにチャンスがありますので穴党にとってはまさにうってつけの会場となっております。

潮による影響

鳴門競艇場は防波堤のおかげで流れは緩やかですが、干満差があるため、それぞれで条件が変わっていきます。

干潮時はまくりが有利で、満潮時はインコースが有利になります。

特に満潮時は、水位が下降しているときが乗りやすく、上昇と下降で乗りやすさが天と地ほどの差がありますので、潮の動きを常に加味することが大切になってきます。ボートレース鳴門オフィシャルサイトに潮見表がありますので、常にチェックしとくと良いと思います。

潮の基本情報

大潮→潮位差が一番大きい

中潮→大潮と小潮の中間

小潮→潮位差が一番小さい

長潮→小潮の末期期間

若潮→長潮の翌日から大潮に向かう期間

SG戦などの実力選手が揃うほど、その時の潮の状態が大きく左右するので、潮の意味を理解しときましょう

インコースが弱い

鳴門競艇場のインコースの勝率は全国24競艇場の中でも低く、競艇のセオリーが通らないことがしばしばある。その原因は2つある。1つは先ほど説明したが潮が関係していることと、風が影響していること。鳴門競艇場では、向かい風だとインコースが不利になっている。補足ですが、通常の競艇場だと向かい風はインコースが有利で追い風が不利という相場がある。では、なぜ鳴門競艇場は逆なのでしょうか?

正解は水面の狭さに原因があります。先ほどの水面図をみて展開を想像すると分かりやすいと思いますので、もう一度見て想像してみてください。スタートタイムはほぼ同じと仮定して1~6号艇が一斉に1マーク目を曲がるとします。追い風ですとダッシュ勢の4~6号艇が早くなり、だんだん狭くなっていくコーナーと減速しながら曲がっていくインコース勢に隙間ができて、4~6号艇が外からまくろうと考えます。またインコース勢の2~3号艇は1コースを差しにいきます。このことから、逃げに徹する1号艇は追い風が強くなるほど逃げにくくなるので、1着率が平均よりも下がっていくのです。

鳴門の花道

鳴門競艇場には、「鳴門の花道」という隠語があります。これはBS(バックストレッヂ)の内側にすごく伸びるところがあり、選手の人たちが名付けたのが始まりです。「鳴門の花道」は1マーク旋回後に6コースから差した選手がそのままBSで伸びて1着になるという展開が4~6コースで頻繁におきます。これだけが原因ではありませんが、2~6コースの連対率が上がる原因の1つとしてあげらるので予想する際は外側を軽視する考えはナンセンスです。

コース別決まり手と風の有利・不利

鳴門競艇コース別勝率
引用元 https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=14

1コースの場合

1コースの1着率は44.7%と他の競艇場より低いのは明らかです。しかし低いといっても、軽視は出来ないのでその時の潮の流れ、モーターのよしあし、選手で買うか買わないかを判断していきましょう。風の影響は「向かい風と左横風」が有利に働きます。

有利条件

・向かい風

・横風

・満潮

2コースの場合

2コースの1着率は平均より上であり、他会場と比べたら軽視できません。決まり手ではまくりが多くなっていますが、差しも決まりやすいコースなので1着率が上昇したと考えられます。風は追い風が圧倒的有利です。追い風が吹くほどまくりや差しが増えるので注意が必要です。

有利条件

・追い風

3コースの場合

3コースの成績も全国平均より高くなっており、SG、G1の1着率がトップクラスというデータもあるくらい強いコースです。差しが基本メインで使われますが、鳴門の水面が特殊なのでまくりも発生します。風は追い風と左右の追い風が有利と考えられますが、他のコースに比べると特別有利になるわけではないので特に影響はありません。そこだけは頭に入れておきましょう。

有利条件

・追い風

・左右の横風

・干潮

4コースの場合

4コースはまくりメインで技が構成されます。競艇のセオリー上「向かい風はダッシュ有利」というのがありますが、鳴門は完全に逆ですね。鳴門の4コースは追い風で強くなります。追い風の時、イン以外から狙う場合は4コースまくりを中心に展開予想をオススメします。

有利条件

・追い風

・干潮

5コースの場合

5コースは、1着率と二連対と三連対率が全国上位となっています。理由としては、鳴門競艇場はセンターが攻めやすい水面の他、BSが伸びやすいので例年いい結果を残しています。特に多く決まる技はまくり差しと鳴門の花道を使った抜きが主に展開されています。また、5コースは向かい風が強いことがデータに出ています。なぜなら、向かい風の場合スタート次第ではまくり差すことができるのと、BSの伸びがさらに良くなるので向かい風が強くなるのです。1コースと有利条件が同じなので、1-5の出目も頻繁に出ています。

有利条件

・向かい風

6コースの場合

6コースは鳴門の花道の影響を直で受けるので全国平均より1着率が高くなっています。軽視してはいけないので注意しましょう。外のコースは、基本鳴門の花道のおかげで向かい風が有利になっています。また追い風だと、風の力を利用して最初のダッシュが良くなるので選手たちはまくりを狙いに行けます。しかし4コースの選手にいい走りをされると5、6コースの出番が無くなるので要注意です。

有利条件

向かい風

追い風

モーター情報

モーター交換時期は4月となっています。詳しい詳細は、オフィシャルサイトのモーターデータをご覧ください。連対率や前回使ってた選手、前々回使ってた選手など様々な情報を得ることが出来ます。

まとめ

・条件次第で全コースにチャンスがある。

・24競艇場の中でもアウトが有利

・潮の影響が強いので常に加味して考える

・水質が特殊なので、BSからの抜きも頻繁におこる

・4コースの出方次第では5、6コースの出番が無くなる。

・インコースの勝率が悪いので、セオリー通りにいかないことがしばしばある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。