江戸川競艇を完全攻略!データから紐解く江戸川競艇の攻略法

江戸川競艇の基本情報

江戸川競艇場は東京都江戸川区にある東小松川の河川敷沿いにある日本最東端に位置する競艇場です。

最寄り駅はJR平井駅、東西線西葛西駅、都営新宿線船堀駅となっており、無料送迎バスが利用できます。車でのご利用の方は小松川、船堀橋、平井大橋の3つの出口から5分程で到着できます。

江戸川競艇場はの特徴として、全国で唯一の河川コースを使用してることが最初に挙げられるでしょう。そのため、潮の満ち引きによる水面変化が非常に大きいことが特徴の一つとして挙げられます。

また河川コースを使用しているため非常に風が強くレース開催中止や後半レースからの開催が中止になってしまったりと他の競艇場とは違った傾向をもった競艇場となっています。

江戸川競艇場の一番大きな水面の特徴として、日本一の難水と言われているほどの荒れた水面が挙げられるでしょう。江戸川競艇の舟券を購入する際には水面状況のチェックは欠かせないでしょう。

江戸川競艇の水面特性

江戸川競艇の水面特性についてです。

江戸川競艇場水面図
引用元  http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=03

江戸川競艇場は河口近くにあり、中川を利用した競艇場で水質は海水となっております。河口に近い事から上げ潮や下げ潮による水位の変化の影響をとても受けやすい水面でもあります。

また、年中通して風の影響を受けやすいために、開催中止やレース後半の開催打ち切りなど、開催自体にも影響を及ぼす場合もしばしばあります。

河川コースを使用しているため、風や風によって起こる河川の流れの変化、水位の変化等の影響から、全国の24競艇場の中でもトップクラスの難しい水面として知られています。

全国の24競艇場と比べても極めて異質な水面特性となっているので、競艇界のトップレーサーでもボート操縦に苦労する場面がよく見られます。普段他の競艇場では良い成績の選手でも江戸川競艇場では思ったように成績が出ない選手もいるようです。

逆に江戸川競艇場を得意としている「江戸川巧者」と呼ばれる選手もいます。他の競艇場では勝てない選手でも、江戸川競艇場ではいつも以上の力を発揮して活躍できるという事もあります。

東京支部に所属している石渡鉄兵選手「江戸川鉄兵」という異名を持っており、江戸川巧者の選手として有名です。

特に潮流と風向きがぶつかり合う状況になると、水面が大きく荒れてしまい、波乗りの技術差が大きく影響してきます。潮と風の状況の把握は重要になってきます。

江戸川競艇はほぼ枠なり進入

江戸川競艇場枠別コース取得率
引用元  http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=03

上の画像のように、江戸川競艇場の進入ほぼ全レースが「枠なり進入」になります。

理由としては、潮の満ち引き、スローに入る艇は決められた時間までにホームストレッチに艇を入れなければならない、3コースまでに入る艇はスローに入れるという決まりがある、前づけの反則が非常に厳しいこと、ピットの位置、が挙げられます。

江戸川競艇場の水面の特殊である事が原因で、選手間の暗黙のルールで「江戸川は枠なり」というのもあるようです。

コース別成績

江戸川競艇場コース別成績
引用元  http://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=03

上の画像が江戸川競艇のコース別成績と決まり手になります。

1コースの勝率が49.1%とあまり高くないことが特徴に挙げられます。

1コースが強い大村競艇場は61~65%。その他インが強い競艇場は徳山、芦屋までが60%を超えています。
そのことを踏まえても江戸川競艇の1コースが弱いことがわかります。

しかし、2号艇の成績は全国でもトップクラスの成績をしていることからインコースが一段と弱いわけではなく、競艇はインが強いというセオリーに反していないところもあるようです。

このような不思議な傾向になる理由としましては、江戸川競艇の第1マーク付近の幅がかなり狭く、スタートから第1マークに達するまで34メートルも横移動しなければならないことがあります。また上流に反発しながらの加速には風や水量が多ければ波も高いことと、 他の選手の艇の引き波に揉まれてしまい、インコースからスタートがとても難しいことが理由として挙げられるでしょう。

また、6コースの勝率も全国平均と比べ高くなっていることも特徴です。理由として、1~5コースが第1マークを旋回に苦戦する間に、大外6コースから旋回が大回りになってしまっても、全力に近いスピードで1マークのターンを回ればインコースの選手に届いてしまうという事が考えられます。

1コースは弱いが、2コースは強い。さらに大外6コースは他の競艇場に比べ強い。選手からしても難しい競艇場と言えそうで、予想する側としても難しい競艇場ですね。

モーターについて

江戸川競艇場のモーター交換時期は4月となっています。

その為、使用回数の少ない4月〜7月頃までは「モーター勝率」の良いモーターが「高性能モーター」とは限りません。逆に、「モーター勝率」の低いモーターでも、実は「高性能モーター」であることもあるので、この時期には展示を良く見て、伸び/出足/乗りやすさが良さそうだった選手から舟券を購入すると高配当の舟券を的中する事ができるでしょう。

有料席紹介

各競艇場にはどこの競艇場でも有料席があります。指定席で自分の席として確保しておけるので、長い時間ゆったりと競艇を楽しみたい方には非常におすすめです。値段も一番グレードの低い席であれば1000円程度なのでお財布にも優しくなっています。他競艇場の舟券も購入でき、競艇ファンであればがっつり競艇を楽しむことができます。ここでは江戸川競艇場にある有料施設「MIYABI」「GOLD」を紹介していきたいと思います。

MIYABI

以下の画像が「MIYABI」のフロアマップとなっております。

有料席MIYABIフロアマップ
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/shitei.php

モニター

指定席MIYABIでは15.6型大型モニターが設置してあります。タッチパネルで操作をすることができ、オッズや各種レース情報はだけでなく、場外発売の実況放送も見ることができます。

キャッシュレス投票

舟券の購入には通常通り現金で購入する方法と、キャッシュレス投票も行うことができます。事前にICカードに残高をチャージしておくことで、席から近いキャッシュレス投票所にて簡単に投票を行うことができます。

フロア内装

MIYABI入り口
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/shitei.php

入り口は上記画像のような感じとなっています。

MIYABI有料席案内
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/shitei.php
MIYABI有料席案内
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/shitei.php
MIYABI有料席案内
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/shitei.php

限定50席の「リクライニング席」や全112席の「レギュラー席」の用意があります。さらには2人で使用することのできる「ペア席」「4名グループ席」の設置されていますので、複数人で競艇場に来場した際にも有料席を使用することができます。さらには競艇を楽しみながらカラオケをすることのできる「カラオケ席」もあり競艇場であることを忘れさせるかのような充実した施設となっています。

有料席紹介(価格順)

ベンチ席(席数100席) 1000円
レギュラー席(席数112席) 2000円
リクライニング席(席数50席) 2500円
ペア席(2名利用:席数1席) 3000円
4名グループ席(定員4名:席数1席) 5000円
個室(5名個室と10名個室の2席) 
 -5名個室:6000円
 -10名個室:8000円
カラオケルーム(定員13名:席数1席) 10000円

価格は一人当たりの価格ではないので、カラオケ席などは10名で利用すると一人当たり1000円程度なので大変お得になっています。グループ席を利用する際はなるべく大人数で行った方が良さそうです。

GOLD

以下の画像が「GOLD」のフロアマップとなっております。

GOLDフロア内装
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/shitei.php

「GOLD」もMIYABI同様タッチパネル式の15.6型の大型モニターが設置してあります。キャッシュレス投票が行える点もMIYABIと同様となっています。

フロア内装

GOLDフロア内装
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/shitei.php
GOLDフロア内装
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/shitei.php
GOLDフロア内装
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/shitei.php

「GOLD」は限定52席となっており早い時間に行かなければ売り切れることもあるようです。値段は1席「5000円」と高めですが、その分ゆっくりと落ち着いてレースを観戦することが可能になっています。また、フロア内には「GOLD」専用レストラン「リバーサイド」も併設されており、できたての美味しい食事を食べることができます。

食事処紹介

江戸川競艇食事処紹介
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

笑和(一般フロア)

レストラン笑和
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

笑話のメニューをイメージした和洋食のレストランです。一番の人気メニューは江戸川名物の「もつ煮込み定食」です。江戸川競艇場に来場したら必ず食べておきたいメニューです。

和メニュー紹介
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

takebue(MIYABIフロア)

レストランtakebue
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

「takebue」は有料施設「MIYABI」に併設されているレストランとなっています。落ち着いた感じの雰囲気で和食を食べることができます。

takebueメニュー紹介
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

竹林(一般フロア)

レストラン竹林
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

屋台村をイメージした開放感のあるフードコートとなっています。焼き鳥や焼きそばを販売しています。

竹林メニュー紹介
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

楽(一般フロア)

レストラン楽
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

は様々な種類の揚げ物を販売している揚げ物専門店です。公式サイトにて「串カツ」「アジフライ」がオススメされているので、江戸川競艇場に足を運んだ際には是非食してみてはいかがでしょうか?

楽メニュー紹介
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

CAFE365(一般フロア)

レストラン笑和
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

オープンスタイルの開放的なカフェとなっています。イカフライやハムカツパンなど手軽に食べれるファーストフード等も販売しており、舟券と食事を持って、食べながらレース観戦することもできます。

CAFE365メニュー紹介
引用元:https://www.boatrace-edogawa.com/modules/access/restaurant.php

江戸川競艇場について筆者コメント

一言でまとめますと筆者は江戸川競艇場はあまり好きではありません。というのも、難水面や潮の満ち引き、そして番組構成の関係でイン逃げが決まりづらいからです。角の位置からのまくりもよく決まるので、忘れた頃に格下のB級レーサーがまくりで1着を取ることなどが頻出します。逆にそういった場合は高配当になることが多いので、江戸川では全て4号艇から舟券を購入してみても面白いかもしれません。

まとめ

江戸川競艇場についてまとめてみました。

全国屈指の難水面で予想もかなり難しい競艇場になっています。そのため展示タイムや展開予想やモーター情報、江戸川競艇場での選手の成績等、様々な情報を駆使して舟券的中を目指していきたいですね。

江戸川巧者の選手が出ているレースはその選手から流して舟券を購入してみるなど、他の競艇場での予想とは違った予想を組み立ててみても面白いかもしれませんね。全国屈指の難水面が故に高配当も期待できそうです。

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